「実は不倫しているんだ!」と友達に打ち明けられたらどうしますか。
あなたの身の回りに、同じように不倫した・不倫されたことで苦しんでいる人がいるかもしれません。
誰にも言えない事をあなたに相談してきたということは、その人にとってあなたは信頼に足る人物なのでしょう。
親身になって相談にのってあげることも友達として大切ですが、気をつけなくてはいけないことがあります。
あなたが止めても友達は不倫をやめない
友達は、あなたのことを信頼して不倫のことを相談しています。
しかし、友達に不倫をやめろとあなたが説得しても簡単にはやめられないでしょう。
- 不倫で不幸になるのは当人だけじゃない
- 不倫に悩み、精神を患って自殺する人も多い
- 家族にバレたら慰謝料を請求される
不倫を友達に打ち明けられて、その場で思いつく理由なんかは言う必要がありません。
不倫をしている友達自身がそれくらいのことは、よ~く分かっています。
十分にわかったうえで相談しているのです。
ただし、あなたが不倫経験者だったり、逆に不倫をされた立場の人であれば存分にアドバイスをすべきでしょう。
この場合は、ネットや掲示板にに書いていない体験者のリアルな話をしてあげることができます。
ちょっと脱線しました。
それでは、なぜ不倫していることを友達に相談するのでしょうか。
それは悩みぬいて、わけがわからないほど頭のなかが混乱しているのです。
話をすることで頭のなかを整理して、自分の言葉で話すことで冷静になろうとしています。
ですから、友達であるあなたがすべきことは、しっかり話を聴いてあげること。
すべて吐き出させてあげることが大切です。
中途半端な知識や、取って付けたような正義感は必要ありません。
まずは否定せずにじっくり聴いてあげることに徹しましょう。
話を聴き、なにを言って欲しいのかを考える
- 本当は別れたいのに別れられない
- 相手は離婚すると言っている
- 家族にバレなければずっと続いてしまう
- 結婚する前に出会いたかった
ずっと不倫に苦しむ友だちの話を聞いていると、おんなじことの繰り返し。話は堂々巡りで進展がないでしょう。
結局、あなたはどうしたいの?と尋ねてしまいたくなります。
しかし、グッと我慢でしょう。友達も相談する前からあなたに答えを求めていません。
友達があなたに求めていることは「話を聴いてくれること」「背中をそっと押してくれること」この二点に尽きると考えます。
じっくり話を聴いたうえで、『「別れなさい」と言って欲しいんだな!』と判断したらそう言うべき。
「あなたは悪くない、運が悪かっただけ」と言って欲しそうだったら、やさしくそう言って差し上げましょう。
助ける。あるいは距離を置く。
あなたが友達にしてあげられることは、はっきり言って話を聴いてあげることぐらいです。
なにか具体的に助けを求められたら、あなたの出来る範囲で手を差し伸べてあげることも必要でしょう。
しかし、相談されたあなた自身は不倫をする友達に嫌悪感を抱くこともあるでしょう。
倫理観を持った人であればそれは普通の感覚です。
そういう場合には、そっと距離をおきましょう。
友達にわざわざ絶交という必要はありません。
不倫の相談をして友達にひかれてしまうことは、ある程度覚悟をしていたはずですから。