不倫の罪悪感を払拭する2つの選択と1つの行動。

不倫をしてしまった。
または現在も不倫中の罪悪感を抱えて、悩み・苦しむ人がいます。

罪悪感は自分自身で心のなかにつくりだしてしまう罪の意識。
放っておくと自己を否定する意識が強まり、鬱病などを発症することになりかねません。

不倫による罪悪感を払しょくする方法を紹介します。

不倫しやすい人の特徴

不倫しがちな人の傾向をおさらいします。

  • 好奇心の強い人
  • 承認欲求の強い人
  • 自分本位な人

最初から不倫をしたくてしょうがない人という人はいません(たぶん)。
不倫にはしるきっかけは、ちょっとした好奇心。

たまたまパートナーとの生活に行き違いが生じ、この行き違いを放置したままでいるときに、不倫相手と巡り合ってしまうケース。

もちろん避けることはいくらでもできるのですが、持って生まれた好奇心が不倫のリスクをうわまわってしまいます。

小さな間違いのうちに気づいて、引き返すことができれば不幸中の幸いです。

承認欲求が強い人も不倫にはしる傾向になります。

これは常に自分が認められたいと感じている人で、パートナーが自分に対する気遣いを怠ったり、褒めて欲しいときにタイミングよく褒めてくれないときに不満を感じてしまいます。

前述のパートナー間の行き違いと同様の状態です。
このタイミングで自分の行動・姿勢・考え方を肯定的にとらえ、扱ってくれる人が現れた場合に不倫に発展することがあるので要注意です。

もう一つは、やはり自分本位な人が不倫するケースが多いです。
パートナーやほかの家族のことを考えずに自分の気持ち、やりたいことを再優先させる結果、不倫に陥ります。

このタイプの人には罪の意識が希薄で、他人は自分の人生を彩るエキストラ程度にしか考えていません。

当然、不倫に対する罪悪感も感じないので心配する必要がない人です。

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罪悪感の正体は裏切られることの恐怖

不倫した後で人はなぜ罪悪感に悩まされるのでしょうか。

罪悪感は自問自答する心の声です。
自分自身が後悔して罪の意識を感じているからこそ沸き上がってくる気持ちと言えます。

パートナーや子どもに対する申し訳ない気持ちというのはうわべだけのもので、もっと心の奥底にある恐怖が自分自身に問いかけるために罪悪感が湧き上がります。

  • 同じように自分が裏切られることへの恐怖
  • 現在の生活をすべて失くすことの恐怖

自分がしてしまったことは、逆に自分がされる可能性もあることが分かってきます。

自分がしてしまったのと同じようにパートナーに裏切られ、捨てられたらどうしようか。良いことの後には必ず悪いことが起きる、と考えている人も少なくありません。

将来必ず起きると信じこんでしまう「しっぺ返し」を恐れていることが罪悪感の根本にあります。

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人間は変化を嫌い、失うことを極度に恐れます。
仮にその変化がプラスになることであっても、変化にむかって舵を切ることに躊躇してしまう傾向があり。

反対に悪い変化であればなおさら人としての尊厳を揺るがす大きな恐怖となって襲いかかります。

不倫によって、現在の収入・社会的な立場・幸せな家庭、それらすべてを失うことに改めて恐怖を感じてしまうことが罪悪感の正体であると言えます。

不倫の罪悪感を払拭する方法

不倫の罪悪感を払拭する方法
不倫の罪悪感を失くす方法は二者択一、どちらかを選択する以外に道はありません。

  • 不倫を認めてパートナーに謝罪をする
  • 不倫がなかったと徹底して自己暗示

不倫を認めてパートナーに謝罪をする

不倫の罪悪感を払拭するひとつ目の方法はパートナーに告白して謝ってしまうこと。

打ち明けられた相手の立場を考えると、たいへん身勝手なことですが過ちは過ちとして謝罪をするという選択肢はありです。

ただし自分の罪や責任をパートナーに肩代わりしてもらう行為であるということは知っておく必要があると考えます。

しかし、自分に背負いきれなくなった時、自分自身を追い込んでしまうよりもマシな場合もあるかもしれません。

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不倫がなかったと徹底して自己暗示

払拭するふたつ目の方法は、反対に隠し通すことです。
これは自分自身で解決するという意味で潔い決断で、パートナーに対する優しさでもあると思います。

人間の記憶はじつに曖昧なもの。

そもそも人間の体は古い細胞は壊れ、新しく細胞を生み出す、新陳代謝を繰り返しながら同じ姿を維持しています。
成人の場合であれば大体二週間でほぼ体中のすべての細胞が入れ替わると言われています。

これは脳にとっても例外ではなく、記憶はいつまでも書き換えられることのない領域にとどまっているわけではありません。

入れ替わる細胞間のシナプスによるつながりが記憶を保っているだけにほかなりません。

繰り返しますが人間の記憶は失われることもあるし、簡単に間違ったものに書き換えられてしまうことも多いのです。

徹底して「不倫はなかった」と自己暗示にかけることで、都合よく自分の記憶を書き換えることも可能なのです。

さいごに忘れてはならないのは、パートナーへの感謝の気持ちを示すことでしょう。

罪悪感を感じているなら上記二つの選択肢どちらを選んだとしても、その後の行動として感謝を忘れてはいけません。
結果的に不倫を許されたとしても、許されなかったとしても最低限この気持を持ち続けることができれば、融けない氷はないと信じます。

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