結婚して3年目くらいから、嫁が一人で携帯電話を触っていることが多いなと感じるようになってきました。
自分の気のせいかもしれないと思っていたのですが、トイレや部屋に行くたびに必ず携帯電話を持っていく姿を見て、浮気を疑い出しました。
それまでは、携帯電話を放置して出かけることもあったのですが、気になりだして観察している間は、常に肌身離さずの状況が続いていました。
私も気にしないように心がけていたのですが、やはり好奇心に負け、嫁が目を離しているすきに携帯電話を見てしまいました。
結果は、案の定、真っ黒でした。
弁護士のアドバイスで嫁の浮気の証拠を集める
浮気に気付いた後は、ひとまず弁護士の無料相談会に行ってみました。
【参考】浮気・不倫に悩む人が相談すべき相手は誰なのか?
私としては、嫁の浮気がわかったからといって、即離婚をするつもりはありませんでした。
しかし、いざという時のために知識を仕入れておきたいという思いが強かったので、弁護士に相談してみたのです。
そこでは、今後どうなるかわからないにしても、証拠となるものはしっかりと残しておいた方がいいというアドバイスをもらいました。
弁護士のアドバイス通り、まずは携帯電話のメールや通話記録を全て私のパソコンに写し、嫁の携帯電話に浮気相手とのやり取りがのっているメールを出した状態で、それを写真に収めました。
私としては特に夫婦生活に不満もなかったので、正直なところ浮気が発覚したことにはショックを隠し切れませんでした。
自分が愛情を持っていたときに、嫁は別の男に愛情を向けていたのかと考えると、自分がずいぶんみじめに思えてきました。
はずかしながら、嫁の様子もそこまで変化がないように思っていたため、まさか隠れて浮気をしていたなんて思ってもみませんでした。
とにかく、反省の気持ちを見せてくれるのであれば、再構築していきたいというのが私の気持ちだったのです。
ただ、もし反省の色が見えない場合や、浮気相手の方に気持ちがあることを主張された場合は、即離婚をしようということも決めていたので、証拠集めは徹底的に行いました。
浮気が発覚したときから3か月間、妻の車にGPSを仕掛けて、その行動を細かくチェックしたのです。
【参考】自分で不倫調査、証拠をおさえるカメラ・GPS。
嫁が、「友達と〇〇に行ってくる」と出かけていった場合も、本当にそこに行っているのかどうか、必ず記録を残しました。
また、その三か月間で計4週間ほど、興信所の調査も依頼しました。
浮気相手とホテルに行く決定的瞬間を写真に収めたかったのですが、私も仕事がありそこまで張り付いているわけにもいかなかったので、料金は高額でしたが興信所を利用することに決めたのです。
このような行動によって、私は十分な決定的証拠を集めていきました。
当然、妻には浮気を知っているということを気付かれないように最善を尽くしていました。
嫁に浮気の証拠を突き付ける
そして、満を持して私は嫁に浮気をしている事実と証拠を突きつけました。
その場で、心から反省してもう二度としないことを誓うのであれば、一度だけ許すということ、もし少しでも浮気相手の方に気持ちがあるのであれば即離婚をするということの、どちらかを選ぶよう迫ったのです。
嫁としては、私がここまで準備をしていることに衝撃を受けていたようで、一切の抵抗をすることなく浮気を認めました。
なんでもするから許してほしいという嫁の言葉を信じ、その場で浮気相手に連絡をさせてことを収めました。
【参考】妻の浮気相手に会う前に、これだけはやって欲しい準備
自分でも甘いとは思いますが、再構築を望んでくれてる以上、必要以上に嫁に対して罰を与えるつもりはなかったのです。
【参考】妻の浮気後の葛藤!再構築・夜の営み・慰謝料を請求する相手
とはいえ、おとがめなしというわけにはいきません。
携帯電話はいつでも見せるということ、お小遣いは1年間なしということ、不必要な外出は避けるということを、罰として課しました。
それ以降はしおらしくなったのか、以前のように携帯電話をそこらじゅうに放置するようになりました。
ことあるごとに、あの時はごめんなさいと謝るようになったのは、なんとなく気が引けますが。
しかし、いつ再発するともわからないので、気の抜けない日々を送らなければなりません。