私は、会社員をしている28歳の男です。
私には、付き合って2年になる彼女がいます。
付き合い始めてからは、お互いに一緒にいる時間が楽しくてたまりませんでした。
付き合いだして1年ほどして、私が6ヶ月の出張をすることになりました。
彼女は、「一緒にいたい」といってくれて、浮気のことなど考えもせずに出張しました。
出張は、日本各地を転々としながら商談をまとめて行く営業です。
だいたい10日間で、1都道府県を回っていく感じです。
出張に出てからは、毎晩決まった時間に彼女に電話をしていました。
お互い他愛も無い話を眠くなるまで続けていました。
しかし3ヶ月を過ぎたころから電話の回数が少しずつ減ってきました。
私自身忙しかったし、彼女も忙しいと思っていました。
(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。
探偵に彼女の不倫調査をしてもらったら・・
お互いにフェイスブックをしていたので、私は彼女が何をしているかを把握しているつもりでした。
ある日、彼女のアパートの近くを通って次の現場に向かうことがあり、びっくりさせようとして彼女のアパートに向かいました。
彼女からアパートの合鍵をもらっていましたので中に入って見ると、見たことがない男物の服が落ちていました。
彼女には弟がいましたので、弟が遊びに来ていると思っていました。
30分ほど待ちましたが彼女が帰ってこなかったので、次の現場へ行くことを決めました。
その日の夜に、同行している同僚と呑んでいたとき、同僚に「それ、浮気じゃないのか?」といわれました。
そんなことは無いと心の中で言い聞かせていましたが、日増しに不安が大きくなっていきました。
しかし、どうにも気になって仕方がなかったので、探偵を雇って彼女の身辺を調べてみることにしました。
1週間ほどたって、探偵から連絡があり調べたことを知らせたいとのことで、喫茶店で落ちあいました。
その探偵から、調べた資料を見せてもらって愕然としました。
彼女は、別の男と浮気をしていました。
その男と夜、ホテルに入る写真もありました。
信じていた彼女の裏切りを見て、下を向いただけで涙がこぼれてきました。
そして、悔しさ、最後に、怒りへと変わっていきました。
次の休日の朝に、彼女のアパートへ向かいました。
アパートの中に入り、探偵に調べてもらった資料と写真を彼女の前で見せました。
彼女は最初、「そんなことは無い。間違いだ」と繰り返し言っていましたが、問い詰めると、泣きながら浮気をしていたことを認めました。
「やった。認めさせた。間違っていなかった」と思ったのもつかの間、
なんともいえない「むなしさと悲しさ」を感じました。
その後、彼女にどうするかを問い詰めました。
私と別れるか、浮気相手と別れるかです。
正直なところ、私とは別れると言われると思っていました。
しかし、彼女の言葉は私の思いと違っていました。
「浮気相手と別れる」との一言でした。
浮気した理由は、出張で私と会えない日が続き、心の隙間を埋めるために、浮気をしたと泣きながら言われました。
トボトボと帰っていった浮気相手
その場で浮気相手に電話して、アパートに来てもらい私の目の前で、浮気相手と別れることを告げさせました。
浮気相手に勝った優越感もありましたが、後から振り返ると、優位な立場を利用した「私が汚い手を使った」ようで心が晴れることはありませんでした。
浮気相手は、彼女からの一言を聞いたら、すぐに帰っていきました。
お互いに浮気はしないと彼女と約束をしました。
その後、1ヶ月ほどして出張から戻り、それからはアパートで同棲することを決めました。
いい意味で、まったく元通りに戻ったとは言いがたいですが、彼女は、浮気する前より私のそばにいつもいる存在になりました。
買い物に行くときも、遊びに行くときも、寝るときも一緒です。
私は、仕事のことを考えることが多く、彼女の気持ちを考えることが少なかったと反省し、彼女の気持ちを少しでも汲む努力をしています。
彼女の浮気というのは許せないですが、浮気があったからこそ、今の生活があると思います。
災い転じて福となすというのは、こういうことなのかもしれないと思う今日この頃です。
彼女もそう思っていると信じています。