夫婦の信頼関係を壊した主人の浮気。

私が浮気に気が付いたきっかけは、主人の帰宅時間が遅くなったことでした。
主人は営業職でしたので、元々勤務時間は不規則でしたが、普段は遅くとも夜22時には帰宅していました。

夜の街

しかし、浮気を疑うようになってからの帰宅時間は早くて深夜1時~2時、遅い時にはそれ以降の時間になり、週の半分は「遅くなるから会社に泊まる」と言い、朝帰りすることも多くなりました。

(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。

浮気の証拠は携帯電話に・・・。

電話をかける
帰宅時間が遅くなり始めてから、少しずつ話し合いの場を設けてはいましたが、主人は浮気を決して認めませんでした。

証拠を掴まなければらちが明かないと思い、お風呂場やトイレにまで持ち込み、肌身離さず持っていた携帯電話を盗み見しました。

そこにはやはり、浮気相手とのメッセージのやり取りが残っていました。
その二人のやり取りを自分の携帯に転送し、確実な証拠を手元に残しました。

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浮気相手は主人と同じ職場の後輩だったようで、仕事終わりに一緒に色々な所に出かけたり、主人が帰宅していない日には、ホテルに泊まっていたようでした。

手元に残したその証拠を出し、主人に詰め寄りましたが、やはり浮気は認めませんでした。

浮気されていた時の心境としては、悔しいやら情けないやらで、毎日どう過ごしていたのかもあまり覚えていません。

悩みぬいた主人の浮気

その当時、私は正社員として働いていましたが、仕事中も主人の浮気のことで頭がいっぱいで何も手につかなかったように思います。

結婚を機に主人の地元に行っていたので、周りに悩みを相談できる人もおらず、家で過ごす時間は喧嘩ばかりで、ストレスが溜まる一方でした。

ストレスを発散する場所がなかったためか、自律神経失調症と併せてメニエール病を併発しました。

悩み

朝起きると、天井がグルグルと回るため起き上がれず、仕事も休むことが多くなりました。
そういう日々を一年弱過ごすうちに、主人との離婚の覚悟を決め、浮気をやめないのであれば別居する、その後離婚したいと切り出しました。

もちろん、主人は嫌がりました。
世間体を気にする性格だったためか、離婚は認めないと主張していました。

できればもう少し早く切り出したかったのですが、主人が帰宅する日が減り、私自身も仕事と病気に追われ、なかなか話をする時間が持てなかったので、少し時間を要してしまいました。

しかし、その間にいつ家を出てもいいように、こっそりと新しいアパートを探したり、離婚届を口論の末に何とか書かせたりと、少しずつ前進していたとは思います。

家を飛び出したのは私の方だった

何度も何度も喧嘩しながら話し合いの場を持ちましたが、主人が浮気を止めないので、最初に浮気が発覚してから約1年後、「次で最後です。次したら家を出て、離婚届を提出します。」と伝えました。

主人はどうせ適当に言っているだけだろうと思っていたらしく、私が意思を伝えたあとも後輩女性との浮気は続いていました。

その頃には家に居ても顔を合わせることはほとんどなく、会話もありませんでした。
私も意思を伝えていたので、仕事の都合の付く日で連休を取り、主人が日中仕事に出ている間に、あらかじめ契約していたアパートに引っ越しをして、別居を始めました。

私が意思を伝えてから大体2週間くらいで家を出ました。
もちろん主人にはアパートがどこにあるのかは伝えていませんでした。

主人にとっては寝耳に水の事態だったようで、引っ越ししたその日、すぐに電話がかかってきました。
今どこにいるのか、なぜ家を出て行ったのかなど、質問攻めに合いました。

家を出ていかれたのがよほどショックだったのか、私が出ていかないと思っていたのか、それからは毎日電話がかかってきました。
私の方には主人にもう用事はなかったので、電話に出ることはあまりありませんでした。

電話の内容としては「戻ってきてほしい、俺が悪かった、浮気はもう絶対にしない」といった内容でした。
当然、主人の言うことが信用できるはずもなく、その状態が2か月ほど続きました。

仕事も繁忙期を過ぎた頃、退職の旨を会社に伝え、しばらくは実家に戻ることにしました。
離婚後の生活に目途が付いたついた時点で、市役所に離婚届を提出しました。
難なく受理され、はれて離婚が成立しました。

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浮気されても連れ添えるかどうかは信頼関係

最初に浮気が発覚してから、1年ちょっとの時間を要しました。
結果的には協議離婚でした。

幸い、私たちには子供がいなかったため、親権問題もなく金銭的な問題でもあまり揉めなかったので、協議離婚ができたのだと思います。
別居を始めてから、主人が本当に浮気を止めたのかどうかは分かりません。

別居してから一度も会っていませんので、離婚後どうしているのかも把握していません。

主人が本当に浮気をやめていても私の意思は変わりませんでしたし、離婚という結論に変わりはなかったと思います。

子供がいればまた話は変わってくるのかもしれませんが。夫婦は信頼関係で成り立っていると思います。

例え主人が浮気を繰り返しても、まだ主人のことを信用したい、信用できるから一緒に居たいと思うことができれば離婚する必要はないと思います。

私の場合は、主人のことを生涯のパートナーとしてこれ以上信用することが出来なくなっていました。そこが離婚を決めた大きな点でした。

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