出会い系で知り合った偉い人の粘着質なメール

あんなにあこがれていた寿退社、でも主婦は意外とつまらない。
パートと家事をするだけの生活に、すぐに飽きてしまいました。

ちょうどそんなとき、私は、夫の浮気を知ってしまった。
夫は仕事と言っては女と会って、深夜に帰宅する。

どうして私だけが、ただ待つだけの生活をしなくちゃいけないのか、と思っていた時、
流行っていた「出会い系」サイトに、面白半分に書き込みをしてしまいました。

(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。

浮気相手は大手企業のお偉いさん

それから数日が過ぎたある日、届いていたメールに返信をしたことがきっかけで、やりとりをするようになりました。出合い系SNS → PCMAX

何回かメールを交換して自分のアドレスを知らせる頃には、会う約束も出来ていました。

写真の交換をしたとはいえ、見ず知らずの人とこんな風に出かける約束をするのは、初めてでした。

その彼は大手企業の役職者。
けっこう、お偉いさんです。

勇気を出して、夫が出張でいない週末に彼と会うことに。
ちょっと行ってみたかった、遠くの観光地に連れて行ってもらいました。

普段のパートのお給料では食べに行けないような食事をする。
それだけで済めばいいのですが、大人の割り切った付き合いが前提です。

体の関係がないわけがありません。
暗黙の了解であるかのようにホテルに行きました。

徐々にすれ違う関係に

彼との行為は、夫のものとは違って、とても気持ちが良かったことを覚えています。

若い頃は夫もこうだったのに、段々と行為自体もなくなってゆき・・、今では別の女と・・・。
そう思うと自然に罪悪感など感じませんでした。

彼は、その行為以外も私を大事に扱ってくれて、忘れてかけていた幸せな気持ちを思い出させてくれました。

そんなことが何回か続くうち、私の仕事も残業が入るようになってきました。
なかなか思うように会えなくなり、メールも減っていきます。

不審なメール

そんあある日、携帯を開くと見たこともないアドレスからメールが届いていました。
本文には、「会いたい」とか「付き合って欲しい」という内容で何通か。

暫く放っておくと、何日か間をあけて彼からのメールが届くという奇妙な状態が続きました。
そして、私はそのメールのことを彼に相談し返信を待ちました。

遅い時間に届いたメールのアドレスは、彼からではなく例の不審者から。
しかし、メールの内容は、私の相談に答える彼からのものだったのです。

もうびっくりしたことは言うまでもありません。
彼はアドレスを間違えて、例の悪戯メールから送信して来たのです。

思えば、メールはどれも週末になると送られて来ました。
私の返信が遅いことで、心配という疑心暗鬼に捕われてしまったようです。

もう、気持ち悪いというか、怖いというか、とにかく一気にドン引きでした。

以来すべてのメールを受信拒否に、ドメインも指定拒否して別れました。

今でも時々、変なメールを送って来ますが、相手にはしていません。
浮気は一度経験できたので、内容はあまり良くないけれど勉強にはなったと思います。