W不倫を貫いて離婚 → 不倫相手と再婚するのはレアケース。
W不倫では、不倫相手とそのパートナー、さらに自分とそのパートナーという、最低でも四人の当事者が存在します。
W不倫の相手と再婚したいと思った場合、当事者全員の利害が一致しないまでも、最低限「しぶしぶ納得する」かたちに持っていかないことには、W不倫後の再婚はありえません。
女性がバッサリと離婚を決断するのに対して、男性は離婚を渋ったり理由をつけて先延ばしにする傾向が見受けられます。
自分が離婚することに決めた後で、不倫相手に逃げられたら元も子もありませんね。
周囲の目に負けない自信
本当に愛する人と結婚したいだけなのに、あなたのまわりには、W不倫後の再婚に反対する人だらけで味方になってくれる人は本当に少ない。
また、親戚や友達だけではなく、ご近所さんの好奇な目にさらされることも覚悟をしておかなければなりません。
結婚生活っていろんなことがありますね。
その家庭ごとに悩みや問題は様々だと思います。
ご主人は不倫相手と再婚して、元奥さんと一緒に住んでいた家で再スタートをしました。
ところが、近所の人も事情を知ってるので付き合いをためらい、回覧板などの時に訪ねてもご主人が対応していました。
赤ちゃんが生まれましたが、ご近所の目があるということで明るい時間には絶対、家から出ず、夜に散歩していたと聞きました。
その後、再婚したのに奥さんは赤ちゃんを連れて荷物をまとめて出て行きました。
教えてgoo!「不倫を貫き家族を棄てて不倫相手と一緒になった・・」回答より
職場も住む地域もがらっと変えて一からはじめる覚悟がないと難しいですね。
家を転居する金銭的な余裕がなかったのかもしれませんが、失うものは大きいことが分かっているので相応の覚悟がなければW不倫後の再婚はすべきではないと言えます。
それは本当にすべてを失う覚悟
W不倫で再婚する場合は、お互いの元パートナーからそれぞれ慰謝料を請求されてもおかしくありません。むしろそれが普通でしょう。
お金はすべてではないけれど、大事なものであることは確かです。
お金で幸せを買うことはできないかもしれませんが、お金をつかって幸せを感じることはできるでしょう。
W不倫後の再婚は間違いなくお金がなくなります。
慰謝料が多額になる場合には分割して払い続けなくてはいけないし、子供がいる場合は成人するまでの養育費の負担も余儀なくされます。
ゼロからのスタートではなくて、いきなりマイナスからのスタートです。
場合によっては自分の両親や親戚からも絶縁されることも少なくありません。
心配してくれる友人もあるでしょうが、ほとんどの友人はいなくなると思ったほうがいいです。
みんな「わかるよ!」とか口では言っていても、なんとなくあなたのことが許せない、あなたを心の底から信用することができなくなってしまうのです。
お金と人間関係を含めたほとんどのものを失ったとしても「不倫相手が残ればそれでいい!」という絶対的な覚悟ができているのであれば、それは成功すると思います。