私には付き合って7年になる彼氏が居ました。
当時はスマートフォンが普及して、私の周りにもSNSを使っている人が多くいました。
私は機械系がうとく、あまりそういったブームには乗っていませんでした。
しかし、仕事先でこれからはラインを使ってコミュニケーションを図って行きたい。
そのように言われたため、渋々登録したのです。
それと同時に、会社の同僚から勧められたのがフェイスブックでした。
私はよく分からないけれども、色々情報が入ってくるし、面白いよ。
という同僚の言葉のまま登録したのです。
《25歳 事務員》
(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。
Facebookをきっかけに再会したA君
しかし、どうやら私は登録のとき、なにか間違ったようで、付き合いある人から、今まで全然連絡をしていなかった人まで、色んな人から『フェイスブック始めたの?』という連絡や『○○さんがリクエストしています。』という表示でイッパイになりました。
そのリクエストの中には、懐かしい学生時代に好きだった人の名前(A君)があったのです。
私はちょっとした興味本位でその人に『久しぶり。リクエストありがとう。』とメッセージを送ってしまったのです。
A君からの返事はスグに来ました。
『久しぶり。懐かしくてリクエストしちゃったんだけど、認証ありがとう。』そのように返って来ました。
私は画面の向こうの彼の返事に嬉しくなり、そのままメッセージ交換を続けてしまったのです。
気づくと、時間はカナリ経っていて、相手からとうとう『良かったら今度ご飯でも行かない?ゆっくり話したいし。』そのように来たのです。
私は彼氏に悪いかな?と思いましたが、同窓会みたいな感じだし?ご飯くらいなら…。
と自分に言い聞かせて『是非!』と返事してしまいました。
バレてしまった浮気
後日会ったA君は昔よりも格好良くなっていて、
A君との時間はとても楽しく、また会いたい。そう思うには十分でした。
そして私はA君の『彼氏は居ないの?』の質問に『居ない。』と答えてしまったのです。
最初は、罪悪感がありましたが、日に日に『バレルかもしれない…。』というスリルが快感に感じるようになったのです。
どうせバレない…。
大丈夫。そう思っていた時、思いもよらない形で彼に浮気がバレてしまったのでした。
なんと、私がフェイスブックを始めた。と知った彼が私のお友達ページからA君の存在を知ったのです。
しかも、A君は私とのデートを全体公開で公開していたため、その記事を彼が見てしまったのです。
フェイスブックのシステムを全く理解していなかった、私のミスです。
結果、彼とは別れA君にも全てバレれしまい、私は一人になってしまいました。
自業自得ではありますが、SNS系に恐怖を覚えた私は、ラインやフェイスブックなどやるのを辞めました。
最初は不自由に感じましたが、慣れると煩わしい情報も入ってこなくて快適に感じています。
大げさなようですが、繋がる時代は便利です。
でも、それだけ誘惑も多いので、覚悟が必要なのだと実感しました。
私には、その覚悟も知識も無かったため大事なものを失ってしまいました。