お金のために客と関係を持つキャバ嬢

「大きくなったら歌手になりたい」これが私の小さい頃からの夢でした。
成長してからも私の夢は変わらず、歌手になるには東京だと思い上京した私の話をしたいと思います。

東京でボーカルスクールに通い始めて、スクールで勉強し友達もできた私の東京生活は順調に始まりました。

お金のなかった私は仕事を見つけなきゃと思い、カラオケ店でバイトを始めました。
そこで初めに私に色々と仕事を教えてくれた先輩Kさんはとても面白くて、いつの間にか二人で出掛けるようになり、自然に付き合うことになりました。

しかし実家に仕送りなどをお願いしたくなかった私ですが、スクールに通いながらの東京での一人暮らしは、なかなか厳しくてお金に余裕がありませんでした。

そんな時に銀座を歩いているとキャバクラのお仕事の勧誘にあい、試しに体験入店をすることにしました。

(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。

簡単にお金を稼いだキャバクラ時代

翌日に体験のためにお店(キャバクラ)に行くと、とても豪華な内装に圧倒されました。

お店に出るための衣装も貸してくれてオープン前に簡単なルールを説明してくれました。
その日は先輩についていたので、すぐに仕事を終えることができました。

その場ですぐにその日のお給料をもらえます。
そのときにいただいた金額の多さに驚き、そのまま続けて仕事をしたい旨を伝えました。

彼氏に会い、キャバクラの仕事の話をすると「(彼女がキャバクラで働くのは)嫌だけどお客と浮気や体の関係までいかないならいいよ」という約束をしました。

その後、仕事に慣れてきた私はすぐに一人でお客様につくようになり、持ち前の社交的な性格のおかげで指名などももらえるようになってきました。

そうなってきた頃にはお客様と同伴や、仕事後に美味しいお店に連れて行ってもらえることもたくさんありました。

お金も貯まるし仕事がだんだん楽しくなってきました。

社長さんが来るたびにホテルへ

あるとき、仕事後のアフターにある社長さんと個室レストランで食事をしていたときに、急に服の上から体を触られて「おこづかいあげるからホテルに行こう」と誘われました。

私もお酒をたくさん飲んでいたのもあり「良いですよ」と答え、「じゃあ移動しよう」という流れに・・・。
答えてしまったからには断ることもできず、その日はその社長さんと一夜を過ごしてしまいました。

彼に申し訳ない気持ちも少しありましたが、簡単にお金をもらえた喜びの方が強かったのを覚えています。
それからは、その社長さんが来る度にホテルに行くようになりました。

その他にも違うお客様に迫られたときもあり、お金で体の関係を平気で持つようになっていました。

慣れてきた時には彼への約束を破った罪悪感はなく、私のお金遣いも一番荒かった時期でもありました。

そんな怠惰な生活を2年くらい続けました。
そのうち小さな頃のわたしの夢はうすれていき、今では完全に夢を諦めました。

特に嫌なお客さんがいたり、ひどい目にあったりした経験は無かったのですが、時間とともにそんな生活に嫌気が差し。

彼と一緒に暮らし始めたのを機にキャバクラの仕事は辞めてしまいました。
お金はあのころよりないですが、今は彼と仲良く過ごせて幸せです。

因みに、彼には私の浮気話は隠したままです。

タイトルとURLをコピーしました