ある日、妻が急にそれまでしていた、整骨院の受付の仕事を辞めてきました。
理由を聞いてみると、社員間トラブルで辞めてきたとのこと。
それでは生活に困るのではと言った私に、コンビニのアルバイトを決めてきたから大丈夫といいました。
コンビニのアルバイトは、17時から24時までの仕事で、勤め始めてしばらくの間は0時30分くらいには帰っていたため、安心していました。
(その後知ったのですが、その間は昼間に浮気相手と会っていたようです。)
コンビニバイトも1ヶ月が過ぎた頃、突然いつもの時間に帰ってこなくなり、その日は3時に帰ってきました。
少し疑問に思ったため、妻に聞いてみると在庫整理をしていたので遅れたと言いました。
その時は納得したものの、それから毎日3時過ぎに帰ってくるようになりました。
さすがにおかしいと思った私は、また妻に聞いたところコンビニは毎日忙しいからそのくらい遅れるのは普通だと言われ、疑問に思いながらも、その場は抑えました。
(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。
残業はしていなかった妻のアルバイト
その後、私は偶然にも妻のコンビニの店長が私の高校の先輩(男)だったことを知り、久しぶりに話がしたくてご飯に行きました。
そこで冗談交じりに、妻がいつも残業して帰ってくるけど、残業代ちゃんとついてますよねー?などと軽口で話していると、先輩は○○の奥さん残業してないよ?いつも定時で帰るけど。と言いました。
ハッと気がつきました。
浮気されてるかもしれないと。
そこからは色々ネットでも調べ、一つの作戦を立てました。
それは、私の車にGPS発生装置を取り付け、妻に今日は外回りだから小回りのきく妻の軽自動車を貸してくれと頼みました。
妻は疑う様子もなく、私の車に乗って仕事に行きました。
そしてGPSを起動してみると、コンビニから少し離れたアパートが地図上に表示されました。
そのことを日記に記し、1ヶ月間のうち6~7回程度同じ作戦で位置を把握しました。
いつも決まって同じアパートの前に駐車していました。
一月以上そんな記録をただ録っていた私は、あるときそのアパートの前で張り込みしてみました。
そして出てきてハグしている妻と浮気相手、二人の姿を写真に撮りました。
逃げる浮気相手、追い込む弁護士
妻に写真を見せて、浮気について問いただしました。
妻はあっけなく浮気を認め、スマホのメールを見せてくれと言ったところ、承諾しました。
そして、その場で男を呼び出そうと思い、私は男に電話をしました。
しかし、男は電話に出ようとしませんでした。
問いただしている間に妻がトイレに行ったので、その時に浮気相手に連絡していたのでしょう。
そうなっては私ではどうにもできなかったため、翌日法テラスに連絡し、弁護士の指導のもと男に謝罪させることにしました。
しかし、男も弁護士の電話にも出ないため(一度だけ間違えたようで出ましたが切られました)、弁護士に手伝ってもらって、書類を作成し、郵送で送りましたが、そのリアクションもなく電話も全く出ない状況になりました。
流石に弁護士の方も怒ったようで、内容証明郵便で男の家に送りつけましょうと、写真のコピー、弁護士の名前入りの文章、メールのコピーをつけて送りました。
やっと観念したのか、浮気相手の男から連絡があり、正式な謝罪文と慰謝料200万円で示談しました。
私の方は、妻を信じられなくなったこと、もう二度と顔も見たくないことを伝え、正式に離婚しました。
浮気は最低の行為です。大切に積み上げてきた人生さえも壊してしまいます。
そのことを改めて胸に刻みながら、新しい人生を今歩んでいます。