泣いた!おばあちゃんから最後のメール。

当時、私は25歳、彼女が20歳でした。
元々、私は愛知県で彼女は神奈川県に住んでいたのですが大学進学のタイミングで
彼女が愛知県に引っ越してきて1人暮らしを始めました。

私も休みの前日の夜は毎回彼女の家に泊まりに行き、週2回ほど会っていました。

私は以前に付き合っていた子に浮気され、別れ際にかなりゴタゴタした反動から、4年ほど誰も好きになれない中で出会った最高の彼女でした。
周りからも「お前にはもったいない」と言われる程の自慢の彼女でした。

(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。

彼女の部屋におかれた手紙

そんな彼女はアルバイトを掛け持ちしていて、パン屋と学童で働きながら学校に通う毎日。
一人になるのが好きではない彼女にとってアルバイトの毎日は経済面以外でも非常に良いものに見えました。

そんな中、私がたまたま連休を取得。
1日目の夜に彼女宅に泊まる事を約束していたのです。

事前に彼女の家に行き、夜ご飯を作っておこうと訪問した時でした。
少しリビングが散らかっていたので片づけているとふと目に留まる手紙が・・・。

手に取ってみると「○○ちゃん(彼女の名前)大好き」と大きくかかれていました。
私は「何だろうこれ?」と不思議に思いましたが、その時点では信じ切っているので、彼女の浮気を疑っていませんでした。

鉢合わせした浮気相手

二人
ご飯を作りながらどこかにひっかかる物があった私は、その夜、彼女がアルバイトを終える少し前に内緒で迎えに行くことにしました

その日は、駅から徒歩8分ほどの所にある学童で働いていた彼女。
駅から歩き学童の前を通り過ぎ、近くの公園で待つことにした私。

彼女が仕事を終える10分くらい前になると私より少し若そうな男の子が公園へ。
誰かを待っているような素振りをしていたので、少しもやもやする私。

アルバイトが終わって出てきた彼女は、駅とは反対方面のこちらに向かってきました。

私は直ぐに彼女にかけよると、とても驚いており公園内にいた男の子に向かい指をさし
「あの子OBの子で、学童のアルバイトをしてて、学童の鍵渡さなきゃいけないから少し待ってて」と言って走っていきました。

少し疑った私は、公園を彼女と去る際に嫌がる彼女に無理やり手をつなぎ、必要以上にベタベタしました。

そんな事があっても、しばらくは何事もなく過ぎていったのですが、その後彼女の様子が変になってきました。
私が泊まったり、私に会うのを嫌がるようになってきたのです。

なかなか会えなくなった私は、何とか会って話をしようと説得。
ある夜、彼女の家に行くことが出来ました。

「何かあるなら言ってくれ」と言った私に、彼女は浮気を告白しました。
相手はやはり公園の子。

「キスまでしかしてない」
「もう別れた」
「あなたが優しいから何しても嫌いにならないと思ったから浮気した」
泣きながら謝る彼女を見ながら、私の気持ちはドンドン冷めていきました

その後は好きなんだけど、触れたくないと思ってしまった私は、彼女からのスキンシップを拒むようになってしまい、
彼女も「そうだよね。」と冷え切った仲に・・。

信頼関係が崩壊した私たちは、些細な事で疑い喧嘩するようになってしまいました。

実家に戻ってしまった彼女

その内に彼女は学校もあまり行かなくなってしまい、学校を辞めたいという始末。

神奈川から彼女のお母さんとお祖母ちゃんも来て私を含め4人で話し合いました。
彼女にはなりたい職業があり、その夢の為に学校を行っていたのでその夢を諦める気なのかと、3人で説得しましたが彼女の気持ちは固く決まっていた様です。

そのまま「神奈川に戻る!」と言い出した彼女は翌月には実家に戻ってしまいました。
その後はしばらく電話等でやり取りしていましたが、だんだんと連絡がとれなくなり、自然消滅となりました。

私は彼女の家族とも仲が良かったので、お祖母ちゃんからメールが1通
「色々と迷惑をかけてごめんなさいね。今まで有難う。幸せになってね」と。

そのメールを見た時に終わったんだなと改めて実感しました。

信頼は一度無くなってしまうと、お互いの関係を修正するのは難しいなと感じました。
今でも思い出すと少し胸が痛みます。

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