離婚をして再婚しようとするときに、気をつけなくてはならないことが3つあります。
- 離婚から再婚までの期間
- 家族の反対
- 転居しないリスク
丁寧に対処することが必要です。
離婚から再婚までの期間
半年なのか一年なのか分からないけど、なんとなく離婚後すぐに再婚するのはちょっと・・。
このような声をよく聞きます。
初婚の時がそうであったように、再婚も勢いが大切だとおもいます。
ちなみに、男性は離婚後、すぐに再婚することができますが、女性は半年間は再婚をすることができません。
(再婚禁止期間)
民法
第733条
女は、前婚の解消又は取消しの日から六箇月を経過した後でなければ、再婚をすることができない。
女が前婚の解消又は取消の前から懐胎していた場合には、その出産の日から、前項の規定を適用しない。
男女の間に再婚禁止期間に差があることは、「法のもとに平等である」という、憲法の大原則から外れています。
おそらく今後改正されると考えられるでしょう。
ただし、この再婚禁止期間を目安にして、離婚から半年後に再婚する人は多くいます。
あ~不倫が離婚の原因だったんだな!
と思うのが普通の感覚。
半年くらい期間が空いていれば、
離婚してから再婚相手に出会った可能性も・・?
と周囲の考えてくれます。
周りの目を気にするようであれば、離婚後に半年間は再婚しないほうがいいのではないでしょうか。
再婚相手が初婚の場合、家族に反対される
離婚後に再婚しようとするとき、再婚相手の家族(両親)に猛反対されることは少なくありません。
- 一度、結婚に失敗した人
- また、同じ過ちを繰り返すのでは
再婚相手の両親からは、こんな目で見られています。
よりによってバツイチを選ばなくても・・・。
というのが両親の本音でしょう。
もし自分の子供が同じ立場であったら、きっとそのように感じるものです。
こうなったら、時間が解決してくれるのを待つしかありません。
何度もご両親に会いに行って、自分(もしくは相手)を知ってもらうしかないでしょう。
再婚相手の家族とは、長い付き合いになるでしょう。
イライラして焦っても仕方がありません。気長にじっくりいくしかありません。
融けない氷はない。
再婚相手を口説く情熱をもってご両親に接すれば、いつか分かり合える時がやってきます。
再婚する時には引っ越ししよう
離婚して再婚をしようとするとき、できればやっておきたいのが引っ越し。
とくに、男性側は再婚相手に対する配慮が必要ですね。
持ち家だったりすると、もったいなくて新生活をそのままスタートしてしまいがち。
しかし、その思い入れが再婚相手を苦しめることがあります。
もちろん金銭的な負担もかかりますが・・。
離婚前に元妻と暮らしていた家。
離婚をして元妻が出て行って、再婚相手と一緒に暮らす。
家に入った再婚相手は、ご近所の好奇な視線にさらされて苦しみます。
妻は夫よりも長い時間、家にいることがほとんど。
ご主人は不倫相手と再婚して、元奥さんと一緒に住んでいた家で再スタートをしました。
ところが、近所の人も事情を知ってるので付き合いをためらい、回覧板などの時に訪ねてもご主人が対応していました。赤ちゃんが生まれましたがご近所の目があるということで、明るい時間には絶対家から出なかったそうです。
夜に散歩していたと聞きました。その後、再婚したのに奥さんは赤ちゃんを連れて荷物をまとめて出て行きました。
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ただでさえ引け目を感じているうえに「あの人が後妻さんだわ・・・」
なんて噂話をされたら、メンタルが強い人でも家を出るのが嫌になってしまいます。
また、離婚したとはいえ、元妻と一緒に過ごした家、ともにしたベッド。
口に出さなくても、引け目もあるし、嫉妬もあります。
せっかく離婚して再婚するのですから、再婚相手には元妻の呪縛を取り払ってあげましょう。