妻の不倫で離婚した当時の心境とは?

妻の不倫で離婚をしようかどうか悩む人が考える心配事はたくさんあります。

怒り、悲しみ、不安、そしてまた怒りへと感情と考えが同じところを堂々めぐりしているかもしれません。

最初に襲ってくる感情は怒り

妻に不倫をされて、まっさきに湧き上がった感情は怒りでした。
怒りの根源というか、なぜそんなに腹がたったのか当時を振り返ってみてもよく理解することができません。

信頼をしていた妻に裏切られた、という感覚が強かったのかもしれません。
とくに自分だけが働いていたわけでも、家事の分担やお小遣いの金額で我慢を強いられていたわけでもなかったので、「俺がこんなに頑張ってるのに」という感覚ではありません。

私に嘘をついてまで会いたい人が妻にできたこと、それまで一緒に過ごした時間・生活のすべてを否定されたような虚無感が怒りの原因だと思います。

結婚生活は人生の無駄な時間だったか?

妻の不倫の結果として離婚に至りました。
失敗した一度目の結婚は私の人生にとって無駄な時間だったのかと自問自答すると、決してネガティブな感情ばかりでもありません。

上手く言い表すには、もっと長い時間が経って、自分を客観視することができたるようになることが必要なのかもしれません。

しかし、少なくとも結婚する当時はお互いを運命の人と信じていました。

失敗してわかったことは、人は時間とともに変化する。
自分も相手も常に変わり続けることを意識し続けないといけないなと思います。

私の場合はタイミングが悪かっただけかもしれないし、この失敗があったから今の自分があるのかもしれません。

傷口の浅いうちに失敗を経験することは、のちの成功につながります。

たとえば「いじめ」をされたり・自分がいじめてしまったり、まわりの友達がいじめにあっているのに何も言えなかったりする、気まずさを小さい頃に経験したことがなければ、成人したあとでそれらを回避する嗅覚を持つことができないでしょう。

言い逃れができない証拠は重要

不倫をするパートナーにとっては過酷な状況を作り出すことになるかもしれませんが、言い逃れができない確固たる証拠はやっぱり大事だと言えます。

これは失敗を失敗として認識するためにも必要です。これは、間違いを認めている相手を許す寛容さとは別の厳しさです。

不倫をした妻に対して、優しく接しれば良いのかとロクな証拠もとらずにウヤムヤにしてしまっては、妻にとっても失敗したことを認識していないので学習することがないでしょう。

間違えてしまったときには怒ってあげることも愛情なのだと肝に銘じるべきだと考えます。

仮面夫婦はだれのためにするのか

妻の不倫で終わった最初の結婚時は、幸いにも子どもがありませんでした。

しかし、お互いの両親や親戚・友人など、結婚するときに祝福してくれた多くの人のことを考えると、このまま仮面夫婦で過ごす、という選択肢もあるのではないかと考えました。

結果的に婚姻関係は解消しましたが、これは苦渋の決断でした。
正直「もう結婚は懲りごり」だと思いましたね。

世の中では、夫婦としての中は冷え切っているにもかかわらず、子どもが成人するまでは仮面夫婦を貫き通すカップルも多いと聞きます。

当時もし子どもがあったらそうしていたかもしれません。
子どもの人生は大切です。

しかし、自分たちの人生も放棄していいわけではありませんね。
多様な夫婦の形があっていいと思いますが、それぞれが幸せであることが望ましいですね。

まとめになりませんが・・。

非常にとりとめのないことを思いつくままにずらずらと書いてしまいました。
正直、まだ消化しきれていない気持ちもあるので「まとめ」もなにもありません。

いま現在、妻の不倫で離婚をしようかどうしようか悩んでいる人の考えが定まるきっかけになれば嬉しく思います。