不倫のつらい気持ちがすぅ~と軽くなる3つの心構え

漢字で書くと辛い(つらい)という字と、幸せ(しあわせ)という字はよく似ています。
辛いという字に、横棒を一本足すだけで幸せとなります。

「幸せはいつも自分の心が決める」という有名な言葉があります。
つらい、という気持ちを決めるのも自分だし。どんな状況のなかでも、幸せを見つけることができれば人生を楽しむことができるでしょう。

幸せはいつも自分の心が決める

「つらい」気持ちを「しあわせ」に代えるため、書き加える一本の横線は「離婚」「再婚」「別れ」といった大げさなものが、果たして必要なのでしょうか。

二つの気持ちを分けているのは自分の気持ひとつ。
ほんのすこしの心の持ちようで、不倫のつらい気持ちが楽になる方法を紹介します。

補足:現在、不倫をされて辛い人は、以下の記事をご覧ください

不倫されて辛いとき、苦しくてもやってはいけない3つの行動。
不倫をする人は「自己承認欲求が強いタイプ」が多いような気がします。 自己承認欲求は、 自分を認めてほしい 他人とは違う自分を知ってほしい という欲求のことです。 有り体に言えば、「オレって凄えだろ」「こんなに頑張ってるのに会社...

最初からつらいだけの不倫はない

今のように不倫がつらいと感じるようになったのはいつからですか?

不倫の辛さを軽くする方法

不倫が始まった頃のことを思い返してください。

きっと最初の頃は自分もしくは相手の(あるいはお互いの)家族に対する後ろめたさはあったものの、恋愛のドキドキや楽しさが先行していたのではないでしょうか。

いけないことだと知りつつ、不倫相手といるときの楽しさ・安らぎ・居心地の良さがそれに勝ったのでズルズルと続いてしまったのだと思います。

では、最初の頃とはなにが変わってしまったのでしょうか。
不倫関係の二人をとりまく状況は様々に変化しますね。

  • 職場内で人事異動があった
  • どちらかのパートナーに気づかれそうになった
  • 仕事が忙しくなってなかなか会えなくなった

しかし根本的には、あなたの気持ちが変わった・相手の気持ちが変わった、この二点の変化に集約されると思います。

そして気持の変化のしかたもそれぞれです。
恋人から夫婦のように「激しいものから穏やかなものへ」と変わることもあれば、不倫という背徳感も手伝って「より激しい感情へ」と変わったのかもしれません。

なかには、「どちらか一方の気持ちが冷めていった」場合もあるかもしれません。

付き合い始めた頃は、「家庭を壊したくはないから恋愛以上の関係を望まない」と思っていても、時間の経過とともに相手に対する独占欲も強くなっていくのが普通なのです。

人の道に外れた恋だということを意識しすぎた結果、より惹かれていったというのが本音のところなのではないでしょうか。

人の心は絶えず変化をします。
そしてその心の変化に振り回されているようで、じつは行きたくない方向にみずから進んでしまっているのは自分自身なのです。

いまあなたの中にある不倫によるつらい気持ちは、あなた自身がつくりだしている気持ちだということを認識することが重要です。
あなたがつくりだして決めていることだと分かれば、つらい気持ちを変えることは難しいことではありません。

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相手に期待しない

その不倫は相手の家庭を壊したくないと思いつつ始まった恋なのではないですか。

自分の気持ちがどんどんスピードを上げて突っ走っていったとしても、相手も同じスピードで走ってくれているとは限りませんね。

不倫相手に「夫婦関係は冷えきっている」「子どものことがあるから離婚はできない」というのはテンプレート通りの常套句です。

相手が婚姻関係を解消しないということは、(辛いかもしれませんが)
あなたはその程度にしか思われていないというのが現実だといえるでしょう。

  • 不倫相手と二人っきりの旅行
  • 二人で過ごすクリスマス
  • あなたの誕生日のデート

たとえ優しくしてくれるからといって相手に過度な期待をすると、裏切られた時に、よりいっそう辛くなってしまいます。

一ミリたりとも相手に期待をしていなければ、何かをしてくれたときにはサプライズになります。

割りきって始まった不倫ならば徹底して期待をしないことがマナーだし、あなたが期待し過ぎることは相手の重みとなって結果的にその恋愛がうまくいかなくなる原因をつくるでしょう。

  • 不倫相手に時間を期待をしない
  • 不倫相手との将来を期待しない
  • これ、大事です。

通過点であることを常に意識する

不倫のつらい気持ちは自分自身がつくりだしているもの、不倫相手に期待をかけるから辛くなる、という2つのことが分かればずいぶん気持ちが楽になっていくでしょう。

今はその恋に夢中かもしれませんが、将来ふりかえってみた時に、あなたの人生を彩る一ページであると考えます。

あなたの初恋にはどんな思い出がありますか。
ずいぶん昔のことかもしれませんが、美しい思い出・苦々しい経験・ふられてつらい思いをしたかもしれません。

過去の経験は、時間の経過とともにしだいに薄れて、淡いセピア色の思い出に変わります。

しかし、初恋のときに激しく相手を思っていた気持ちは、いま不倫でつらい気持ちと比べて遜色が無いことでしょう。
いつもあなたは本気の恋をしているから辛い気持ちが湧き上がることを知っておいたほうがいいでしょう。

この恋も、あなたの人生の通過点にすぎません。
その時々を精一杯生きることは大事なことですが、人生を鳥の目をもって俯瞰的に眺めて見ることで視野がいっそう広がります。

人生は選択の連続。
いま、あなたがくだす選択があなたの将来をつくります。

目の前の重要に思えることは、20年後に振り返ってみても本当に重要な事でしょうか。
大局的に眺めた時にあなたが考えている思いは必ずしも正しいとは限りませんね。

これまでの人生の幾つもの恋がそうであったように、いまの辛い不倫関係も単なる通過点にすぎないことを意識してみてはいかがでしょうか。

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