私が最初に浮気に気づいたのは、3つの行動が変わったことです。
まずは、パートナーが新しく買ってくる服の好みが変わったことです。
大きくは変わっていないのですが、今までモノトーンや暗目の色を好んできていた人が、急に明るい色の服を差し色として着るなどの変化がありました。
最初は、「ファッション誌でも読んで影響を受けたのかな?」としか感じていなかったのですが、流行に乗った服を着だして、最初に、「こいつ浮気しているんじゃないか」と疑念を持つようになりました。
(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。
浮気疑惑が確信に変わっていく3つのこと
次に、小物をよく身につけるようになったということです。
アクセサリーなど、めんどくさがって付けなかった人が、急につけ出したのでこれも不審に思いました。
なおかつ、自分では絶対に買わなさそうなデザインのアクセサリーを付けだした時には、他の人と一緒に買いに行って、選んでもらったのではないかという確信を持つようになりました。
その、身につけていたアクセサリーが有名ブランドであるということも、怪しく思った理由の一つです。
なぜならば、そのような有名ブランドには無頓着な感じだったからです。
3つ目は、自分から異性の間で流行のものをしゃべり始めたということです。
「これが流行ってるんだよね」とか、「これってこうやってつかうんだよね」であったりとか、絶対に今まで知らなかったであろう情報をスラスラ言うことが多くなりました。
「なんで知っているの?」と1回だけ聞いたことがあるんですが、しばらくの無言の後、「・・・友だちに聞いた」と言われました。
明らかに怪しく、私と目を合わせないようにしているように見えました。
このことがきっかけで、パートナーの浮気の証拠をつかもうと心に誓いました。
浮気に気づかないふりをして泳がせる
この時、「こいつは確実に浮気をしている」と感じていました。
そのまま、パートナーに、「おかしい!絶対浮気しているでしょ?」と聞けばよかったのかもしれないのですが、私が意地汚い人間なので、しっかりと証拠を掴み、相手に見せつけ、謝罪してもらおうと思いました。
確信を持った後、しばらくは「何も気づいていないフリ」をして、パートナーと過ごしていました。
ただ、浮気をしていると確信した後、平然を装うことは並大抵なことではありません。
もしかしたら、このまま捨てられてしまうのではないかという不安もありました。
しかし、その不安感よりも、「怒り」の方が大きかったせいか、黙っているということに対して違和感を感じることが次第に薄れていきました。
そのまま過ごしていると、今まで気を張って浮気を隠そうとしていたパートナーが「バレていない」と思ったのか、段々とアラをだすようようになってきました。
まずは携帯電話を放置するようになりました。
以前まではメールやLINEが来ると必ず携帯電話を隠すようにチェックしていたのですが、次第に携帯電話を隠さなくなっただけではなく、メールやLINEの通知が来ても携帯電話を放置するようになりました。
そのパートナーが離れたスキに携帯電話を確認することができました、もちろんパスコードがかかっていましたが、かなり単純な性格だということがわかっていたのでパートナーの誕生日を入れてみたところ、見事、ロックを解除することができました。
メールだけではなく、写真フォルダの中身も確認してみたところ、見たこともない異性の写真が数多くあり、また、メールやLINEの内容も、出張と言って出かけていた期間中に、温泉旅行に行く約束をしていました。
これを見て、しばらく黙ってみぬふりをしていましたが、私の堪忍袋の緒が切れ、ついにパートナーと対決することにしました。
そのまま帰ってきたパートナーに携帯の画面を見せつけ「どういうこと?」と聞いてみたら、あっさり「すみませんでした」と土下座をして謝りました。
その後、しばらく数年間は、恋人の関係は続きました。
私の目的は「謝ってもらう」ということだったので、謝ってもらったことで、私の心のなかがすっきりしていたのだと思います。