結婚するとパートナーとの体の関係が少なくなる、もしくは全くなくなることもあります。
いわゆるセックスレス。
セックスレスの定義として「結婚しているカップルに1ヶ月以上、性交渉のない状態」と言われています。
エッ? 意外にハードルが・・・。
なんて声が聞こえてきそう・・。
そう、ちょっと油断をしていると1ヶ月なんてすぐに過ぎてしまいます。
うちもセックスレスだったのか!なんてことになりそう・・。
恋愛関係の二人が結婚することで夫婦になる。
すると、自然に家庭内での役割と立場ができてしまいます。
家庭内の役割ができることが二人の恋人としての時間を奪っていくのです。
セックスは男女のコミュニケーション、結婚したからといって疎かにしてはいけませんね。
面倒くさいからといって、「そういうことは外でやって」なんて、口が裂けても言ってはいけません。
取り返しの付かないことになりますよ。
セックスレスが浮気の引き金になる原因をみていきましょう。
セックスレスが理由になりやすい男性の浮気
多くの男性にとってセックスレスは死活問題。
性に対する欲求は遺伝子に組み込まれた脳のプログラムであることが分かってきました。
生き残るために食べるか繁殖するか二択を迫られた場合、オスはメスに比べ食欲よりも繁殖を優先するように脳に組み込まれていることがロチェスター大学の研究でわかりました。
(中略)
食べ物を探すか、繁殖相手を探すかの二択を迫られた場合に、メスが食べ物を優先するのに対し、オスは食べ物を放置してメスを探しに行き、結果として餓死することまでありました。アメリカ研究機関で実証!浮気症は男の本能という残念な結果。アメリカ、ニューヨークのロチェスター大学の研究で、男性は食欲よりも性欲を優先することが判明。 長年言われてきたことですが、浮気は男の本能なのかもしれません。 男女で違い!最優先は、食べるか・スルか? 生き残るために...
人間は理性的な生き物に進化していく反面で、繰り返される浮気や不倫を見る度に生き物としての根源的な機能は失われていないことが見えてきます。
自分の生命に危機が迫っていてもメスを追い求めてしまうオスの一見馬鹿げた行動は、じつは長期的な視点から自分の遺伝子が残ることを優先させた合理的な結果だということが分かります。
つまり、家庭内に体の関係がなくなれば、パートナーとの溝を埋めるために(浮気という形で)相手を外に求めてしまうのは、男の本能的な欲求であると言えます。
体より精神面でのつながりを求める女性
女性にとっても性的な欲求はもちろんあります。
しかし、女性がパートナーとのセックス以上に重要視するのは精神面でのつながりです。
そして女性が精神面での繋がりをより強く実感するシチュエーションというと、やはり直接的なスキンシップによって育まれることが多いのです。
セックスの後、すぐに彼女に背中を向けて寝てしまう彼を寂しがっているのは、セックスという行為自体よりも、それによりもたらされる幸福感と連帯感を重視した結果であると言えます。
また、男性に比べて家庭内の役割が多く、閉塞感が強いことも女性特有の悩みでしょう。
心身ともに分かち合えるパートナーがいることで心の安定を保つことができます。
放ったらかしにするから放っとかれる
セックスレスは浮気に走りやすい、危険な徴候でもあります。
セックスレスになる原因
- 子供を出産してからセックスレスになった
- 行為自体に興味がなくなる
- 何度か拒まれてから断られる恐怖が先行するようになった
- 浮気相手へ操を立てる
子供が生まれてから回数が少なくなったり、セックスをしなくなるカップルは多くあります。
女性側は育児の疲労感を理由にするケースが多く。
逆に男性側は出産に立ち会ったことで妻を女性として見れなくなったという意見も多くあります。
また、夫婦のうち、どちらか一方に行為に興味がなくなってしなくなる夫婦も多いです。
興味を失って相手を拒み続けていると、しだいに誘っている相手にも断られる恐怖感が募ってきます。
結果的にパートナーに断られてイライラしたり、喧嘩になることを避けて誘うこともしなくなると、家庭の外に相手を求めてしまうので浮気の危険性が高くなります。
どちらか一方が、すでに浮気をしている場合には、浮気相手に操を立てる意味で、本来のパートナーとの接触を拒否することがあります。
断られたパートナーも同様に浮気相手を探すかもしれないので悪循環に陥ると言えます。