大学のサークルで先輩と浮気していた彼。

私が浮気をされたのは、大学2年生のときのことでした。

彼とは高校の同級生で、付き合い始めたのは高校2年生の3学期あたり。
ちょうど進路について考え始めるような時期でした。

私たちが通っていた学校は専門科で、卒業後は就職を選択する生徒が多かったんです。

そんな中、私と彼は数少ない大学進学志望でした。
そのため、クラスは違ったのですが選択授業で顔を合わせたり、また大学の情報交換をするなどして交流を深めていき、最終的には交際に至りました。
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充実した学生生活

彼と私には進学以外にも共通点がありました。それは目指す方向です。

私たち二人は、偶然にも児童福祉系を目指していたのです。
その結果、私たちは同じ大学に進むことになりました。

周りからも「大学も一緒なの?仲良いね」と言われましたが、同じ大学に進んだ根底にあるのは「一緒にいたい」などという浮ついた理由ではなく、将来を考えた結果の行動だったので特に負い目はありませんでした。

目的を持って進学したからか、単に周りの友人に恵まれたからか、大学生活は充実していました。

1年生はまだまだ必修が多く時間の余裕はありませんでしたが、私は自分でお金を稼いでみたいという理由で合間を縫う形でアルバイトを始めてみたり、彼は緩いながらもサー
クルに入ってみたりしていました。

すれ違い始めた時間

なんとなく彼と時間が合わないな、と思い始めたのは、1回生の後期のことでした。

授業は前期と変わらず必修が多いものの、大学生活にもだいぶ慣れてきました。私はバイトをしながらも前期と比べて、時間に余裕が生まれていることに気がつきました。
しかし、彼はそうではありませんでした。

同じ大学の同じ学部の一回生同士ということもあり、私と彼は多くの授業が被っていたため教室移動もよく一緒に行きます。
しかし気がつくとスッと先に教室を出ていく彼の背中を見ることが多くなりました。

デートの誘いを曖昧な言い回しで断られるようになったのもこの時期です。

またメールの返信も遅くなり、送ってから3、4日経つことはざらでした。
教室で捕まえた際にそのことを聞いてみたのですが、理由は「忙しかったから」。

サークルは緩い活動名だと聞いていましたが、彼には彼の大学生活があるのだと、私も無理矢理自分を納得させました。

それからのコミュニケーションは、主に授業前後の10分足らずになりました。
元々授業中も隣り合って座り常に一緒にいるというような付き合い方はしていなかったので、数分の間言葉を交わし、授業が始まると私から彼の元を離れるということが多かったです。

なぜなら、私からいかない限り、彼から私の席に来るということはなくなっていたからです。

ただ、では「冷たくなった」だとか「素っ気なくなった」だとかいうことはありませんでした。
でも、どこか余所余所しくはなりました。

いっそ思い切り怒りをあらわにするとか、明らかに何かあることをうかがわせるくらい冷たくでもされれば、私からそのことについて切りだすこともできました。
しかし言外に何かを含めるような彼の態度に、私はそれを聞くこともできませんでした。

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その日のうちに別れた

決定的な出来事があったのは、2回生に進級したある日、友人から見せられたある人のSNSのページでした。

そこには、アカウントの所有者らしき女性本人と、男の人が顔を寄せてツーショットで映っている姿がありました。
彼でした。後ろにはベッドらしき家具も映っており、またその内装から個人の自宅ではなく、おそらくホテルだろうということも明白でした。

私が彼と別れたのはその日のうちのことです。
かなりスピーディーでしたが、多分気づくのが遅かっただけです。

別れる際、女性はサークルの先輩であること、大学に入学して1ヶ月経つか経たないかのうちに、その先輩と関係を持ったことを聞かされました。

他にもいくつか聞きましたが、まるで雑音のように頭上を通り過ぎていきました。

憤慨していたのは友人で、私に怒りはありませんでした。
少しの悲しみと、多くは茫然自失というような状態だったと思います。

彼を呼び出してから別れるまで、どこかぼんやりふんわりとして、まるで現実味がない世界にいるようでした。
ただ、何年間付き合っても終わるのは1日なんだと思うと、付き合うって何なんだろうと思いました。

よくドラマで浮気をされた女性が怒り狂うというシーンもありますが、私は「そっち側」のタイプではないんだなぁと場違いなことを考えたりもしました。

実は別れた日のことはあまり明確に覚えておらず、ただ「頭がふんわりぼんやりしていた」とだけ記憶しています。

おそらく頭が現実についていってなかったんだろうと思います。

また、私はあのとき「終わるのは1日」と思いましたが、彼が先輩と関係を持った時から終わっていた、さらにいえば、彼の心が先輩に傾いたあの日のその時点で終わっていたのだと、今ではそう思います。


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