興信所・探偵社で不倫調査をする場合、調査費用の大半を占めるコストは人件費です。
大抵の場合は、依頼者(相談者)と打合せをして、最低限の費用におさえるようにします。
じつは、使わなくなった古いスマホで浮気の調査費用を安くおさえることができます。
ゲーム・目覚まし・タイマー・音楽プレーヤーとして使うだけではもったいない。
機種変更して使わなくなったスマホの活用法を紹介します。
不倫調査の打ち合わせで確認すること
不倫調査を始める前に、依頼者と打合せをする事項は、調査対象の行動パターン。
調査対象が、いつ、どんなところに行っているのかを知ることです。
浮気をしているのかどうかは、その時点で分かりません。
しかしパートナーのどんな行動を疑っているのか、依頼者のモヤモヤする不信感を取り払ってあげるのが大きな役割であると言えます。
- 毎週金曜日は残業で遅くなる。
- 月始めのゴルフ接待があやしい。
このような、具体的な調査日時を明確にすることが大事です。
無駄な不倫調査は心苦しい
調査が必要な日時を明確にすることで、ターゲットに張り付く無駄な調査を行わなくて済みます。
不倫調査で最も大きなコストとなるのは人件費。
大抵の場合二人の調査員が時間単位で張り付くため、あっという間に多額の費用になってしまいます。実は、我々調査員としても何も成果が得られない時間を費用として計上するのは依頼者にとって心苦しいのです。
最大限の時間対効果を上げるために、具体的な調査日時を明確にする必要があるのです。
簡単に行える事前調査として機種変更によって、使わなくなったスマホをGPS代わりに利用する方法が便利です。
古いスマホをGPS代わりに利用する
興信所・探偵社でもGPSをレンタルするサービスをしています。
だいたい一週間単位で3~5万円程度の費用を請求しています。
しかし最近ではGPS発信機のみをレンタルするサービスも出ていて、これらを利用すると一週間2万円以内でおさえることができます。
しかし、そんなものを利用しなくても、自宅に使わなくなったスマホがあればGPSとして十分に機能します。
電話としての通話機能は不要、SIMカードが入っていなくてOKです。
ただし、自宅の無線LAN(Wi-Fi)かフリースポットなどの公衆無線LANには繋ぐ必要があります。
このスマホのGPS機能を簡単に利用するのがランニングアプリです。
アプリのサービスは沢山ありますが、「Runkeeper(ランキーパー)」「Runtastic(ランタスティック)」などが有名。ランニングアプリは、スマホのGPS機能を利用して、走り始めから走り終わるまでのコースとタイムを記録するアプリ。
その日に走ったコースは地図上にマッピングされるので、後でどこに立ち寄ったのかを知ることができます。
使わなくなったスマホにランニングアプリをインストール。
アプリからログインして、試しに自分で何度か使ってみるのがいいでしょう。
- アプリを起動
- ランニング(計測)を開始
- 車に積んでおく・バッグに入れておく
- 移動・買い物など
(夕方)
- ランニング(計測)を終了
- Wi-Fiにつながった環境で保存をする。
- アプリでどこに行ったか地図上で確認(パソコンでもみれる)
(夜)
- 明日のためにフル充電しておく
スマホをGPS代わりにするときの注意点
当然、自分で持ち歩くのではなくてパートナーに持って動いてもらわなければならないので、注意が必要です。
- 音やバイブが鳴らない設定にしておく
- パスコードロックをして、スマホを操作されないようにする
- ランニングアプリをカモフラージュするため他のゲームなどを入れておく
- 電池の消耗を防ぐために他のアプリは閉じる
専用のGPS機器は、パートナーに見つかった時に言い逃れができなくなってしまいますが、スマホなら車のなかにポロッと落ちていても不思議ではないでしょう。
まとめ
スマホを使ったGPS調査の段階で、疑わしいと思っていた行動パターンの真相が分かり。誤解に気づく場合も十分にあります。
また、事前に調査をしておくことで不倫調査の費用は劇的に安くなりますので、実行ができそうな人はやっておいて損がありません。
くれぐれも自己責任でお願いします。