「浮気は文化だ」といった芸能人がいました。
浮気をした人が感じる罪悪感は理解できます。
しかし、稀(まれ)に浮気をされた人の中にも罪悪感を持つ人もいます。
浮気の罪悪感について考えます。
罪悪感の元は恐れ
最初に記しておかなければいけないことかもしれませんが、浮気をしても全く罪悪感を感じない人もいます。
もしかすると、悪びれているのかもしれない。
本人は「浮気に走らせたパートナーが悪い」と言ったりします。
こういう人は想像力というか、先読み力のようなものが足りないのではないかと感じます。
結婚をしているのであれば、勝手な振る舞いに巻き込まれる人が出ます。
この巻き込まれる人はパートナーだけではなく、子ども・双方の両親・職場の同僚・友人など、意外かもしれませんが、かなり広い範囲の人々に迷惑をかけます。
こういった人たちのなかには、その後いっさい会えなくなるという人も少なくありません。
友人の結婚式に招待されて出席するのは、最初の頃は楽しい行事ですが、次第に面倒に感じることも多くなります。
自分に子どもがいたりすると、楽しみにしていた週末に遊んであげられなかったり、ご祝儀に支払うお金の捻出にも頭が痛いところですね。
そんな苦労をして出席した新婚であるはずの友人に、久しぶりに会った時「離婚した」と言われたときの徒労感と言ったらハンパないです。ご祝儀を返してくれ、と言いたくなります。(笑)
浮気をする瞬間には、文字通りウキウキしていて気づかないかもしれないけど、会えなくなる人が多くなるデメリットがなかなか予見できないのです。
復縁しても消えることのない罪悪感
これは、たとえ浮気を水に流し、元通りの夫婦関係に戻ることができたとしても、決して消えてなくなることはないのです。
人間ですから、機嫌のいい時も悪い時もあります。毎日、顔を突っつき合わせる関係であればトラブルはつきものと言っていいでしょう。
- 夜の営みを拒まれたとき
- 話しかけても真面目に聞いてくれないとき
- 馬鹿にされるような言い方をされた時
- 遅くまで飲んで帰って冷たい態度をされたとき
- パートナーが自分以外と楽しそうにしているとき
こんなとき思うのは、
浮気をした罪悪感で、心に十字架を背負ってしまったようなもの。
心のカウンセリングを専門にしている人の話を聞くと、浮気後に復縁をしても結局、離婚してしまう夫婦もいるといいます。
自分が背負い込んでしまった十字架の重さに耐えかねて、リセットしたくなったのかもしれませんね。
浮気が原因で気持ちが冷めてしまったのでは?