大学時代に付き合っていた彼女が浮気をしました。
当時私は独り暮らしをしていて、親の仕送りとアルバイトで生活していました。
そのうち、私の部屋に彼女が転がり込み、二人で同棲を始めました。
ある日、私がアルバイトから帰った時に、部屋の雰囲気と彼女に違和感を感じました。
また別の日にゴミを捨てようとしていると、やけにティッシュのゴミが多いことが気になりました。
ふとゴミの中身を見ると、なかから避妊具の袋が出てきました。
私が買った物ではありませんでした。
アルバイトを終えると例の袋が・・
それから私はゴミ箱を頻繁にチェックし始めました。
私がバイトを終えた翌日に、例の袋が埋めてありました。
実際、私と彼女も行為を行うことがあったので、私の勘違いだろうと思い、好きだった彼女を信じました。
しかし楽観的な私の願望を打ち砕く、衝撃的なことが起こってしまいました。
私が予定より早くアルバイトを終えて帰宅すると、部屋の中から男の声がします。
しかも、その声は、私の大学の友達のものでした。
たんに仲良く話している感じとは違う・・・、彼女の声がおかしい。
明らかに二人は行為の真っ最中でした。
怒りが芽生えた私は部屋に怒鳴り込んでやろうかと思いました。
しかし正直、その後の関係が壊れるのが怖くて、しばらく様子見した後、(情けない話ですが)忍び足で逃げ出してしまいました。
その後、普段通りにバイトを終える感じで帰宅、
彼女はいつも通りですが、やはりゴミ箱はティッシュの山・・・。
なにげなく「最近ティッシュの使いかた激しくない?」と彼女に聞いてみたところ、「しすぎなんじゃない?」と答えが返ってきました。
正直、私はそこまで自分ではしないし、彼女と同棲しているので彼女とします。
そして次の日、部屋に彼女と一緒にいた友人に勇気を持って尋ねてみました。
そうすると友人は「彼女がお前と付き合っているなんて知らなかった」とあっけらかんと言います。
前から何度も二人のことは公表しており、その友人にも付き合っていることを話ました。
しかし友人は、ずっとこの調子で、しだいに私を避けるようになりました。
また部屋から逃げ出す羽目に・・。
私は呆れが頂天に達して、正面切って彼女と話をつけることにしました。
友人との関係が壊れ、私自身も深く傷ついていたので、もうどうにでもなれという気持ちでした。
私がアルバイトで不在の間、友人と部屋で何をしていたのか、ずっと私は見ていたことを伝えました。
すると彼女は、まるで悲劇のヒロインのように、「あれは間違いだったの!友人に襲われて、仕方なくした」という意味不明な言葉が返ってきました。
彼女のことがに呆れ果て、もう全て真っ白にしたい気持ちでいっぱいになりました。
私はすぐに別れの言葉を告げ、彼女に出ていくように言いました。
しかし彼女は床にしがみつき、意地でも離れないしぐさを取りました。
彼女に対して深く軽蔑した気持ちが募ってきて、「私は遊ばれていたんだ」という思いがあふれました。
彼女が出て行かないなら「私が出て行こう」とその場を後にしました。
また、部屋から逃げ出したことになります。
それから一週間後に住んでいたアパートを引っ越しました。
お姫様気分だった彼女
一応確認しましたが、彼女はすでにいなかったです。
元々荷物は少なかったので、引っ越し業者を頼む必要もなく、別の友人達に手伝ってもらいました。
彼女の浮気は、他の友達には話していません。
大学で彼女と会う時は、まるで初対面のように、よそよそしい感じになりました。
しかし、私はこれでよかったと思っています。
彼女と浮気していた友人に後で聞いたところ・・・、
友人は彼女のことがずっと好きだったらしく、たまたま私がアルバイトの時に話が弾み、お酒の力も手伝って行為に及んだ、それから癖になって頻繁に会うようになったとのことです。
彼女は、二人の男を独占しているお姫様の気持ちになっていたらしく、
あれから何度か復縁を求められましたが、私にとっては無理でした。
今では彼女が良い思い出になりつつあり、これからの人生の勉強になったと、感謝はしているつもりです。