探偵を雇って妻の不倫調査をした実例

私が妻の浮気を疑い始めたのは、仕事の帰りが急に遅くなり、家事がおろそかになり出した時です。
妻とは職場が違いますが、お互いの仕事の内容は把握しており、同じ業種のために業務内容を理解していました。
1年をとおして、妻の職場の忙しい時は決まっており、例年なら残業などはあまりないはずでした。
「忙しくなってる」と言われたものの、繁忙期ではない時期に残業が重なるのはあやしいと思い、浮気を疑いはじめました。
友人に相談してみたところ、「お前のところもか」と言われ、探偵社に相談に行くようにアドバイスを受けました。
やはり、浮気の兆候に間違いなく、男がいるはずだ、と言われました。
【参考】不倫調査の費用を安くする、たった一つ確実な方法
(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。

探偵に不倫調査を依頼する

友人の家でも奥さんの浮気があり、探偵を雇って問題を解決したとのこと。
私はその話しを聞き、まず、探偵社にメールを送り、状況を伝えました。
友人から紹介された探偵社だったので、調査は間違いなくやってくれると信じ、調査を依頼しました。
実際に調査員の方に会ってみると、良い印象だったので、すぐに契約して調査してもらいました。
相談から始まり、まずは、探偵社からGPSをレンタルし、妻の行動を1週間見てみることにしました。
【参考】自分で不倫調査、証拠をおさえるカメラ・GPS。
すると、月~木曜日までは普通どおり仕事をしているようでしたが、金曜日の朝に浮気の兆候があらわれました。
妻は金曜日夜に結婚式があると言い、帰りが深夜になると言ったので、あやしいと感じ、その日に調査を依頼しました。
案の定、妻は浮気相手と会っていることがわかり、どうやら、浮気相手のアパートに寄ってから結婚式に出席していたようです。
探偵がその夜の行動を調査し、妻が浮気相手のアパートに入るところをビデオカメラにおさめました。

その映像を見せてもらうと、妻の顔がはっきりと映っていて、動かぬ証拠となっていました。
私は、後日、妻の両親、私の両親を交えて話しをし、突然、その証拠写真をつきつけて問い詰めました。
妻は最初は言い逃れようとしましたが、両親の前で次第に嘘をつきとおせなくなり、浮気を認めました。
両親はあぜんとして何も言えない状態でしたが、妻は完全に非を認めました。

私は、あらかじめ離婚を決意していましたし、お互いの財産をどうするかなどを決めていたので、その場で要求をつきつけました。
2人の預貯金については、等分すること、ただし、その中から慰謝料に変わる金額を要求しました。
住宅ローンが残っていましたが、今後は妻が残りの全額を支払うことで合意させました。
不幸中の幸いで、子供はいなかったので、親権などの問題はありませんでした。

それらの取決めが成立したあとで、財産に関する決定事項を書面にして、サインさせました。
これで、後ほど不払いなどの問題が起きても、法的に対処できることになりました。

探偵以外に相談できる人は少ない

後日、離婚届けを出し、サインさせて離婚が成立し、現在は1人暮らしをしています。
妻の浮気が発覚したときは、頭がパニックになりましたし、浮気の写真を見た時は、怒りがわいてきました。
仕事をしている間も精神的に苦痛でしたし、休みの日も家庭のトラブルで頭を悩まされることが苦痛でした。
感情の起伏が激しくなりましたが、離婚が成立してしばらくすると、やはり、問題が解決してよかったと感じています。
私が探偵を雇うようになるとは思ってもみませんでしたし、完全にドラマの世界の話しだと思っていました。
しかし、実際に浮気問題に直面すると、意外と相談できる人がいなく、探偵は頼りになる存在だったと思います。
【参考】浮気・不倫に悩む人が相談すべき相手は誰なのか?
10万円程度の料金はかかりましたが、それでも低料金で、きちんとした仕事をしてもらいました。
慰謝料がわりの請求金額から、十分に支払える額だったので、お金をかけた効果があると感じました。
浮気問題が発覚したら、探偵を雇うのも1つの手だと思います。
やり直すにしても、協議離婚するにしても、きちんとした証拠をもとに、自分の要求をとおした方がよいと思います。