彼女の後を追う男の影、W浮気の修羅場と復讐方法。

二十代男性です。
学生の頃から付き合っていた彼女に浮気をされたので、その体験を書こうと思います。

当時の私たちは遠距離恋愛中で、お互い一人暮らしでした。
彼女は学生で大学院にいたため研究室に出入りしており、不規則な生活を送っていました。

最初におかしいと気づいたのは、研究室にいる時間が不自然に長いことです。
大体連絡を取るときはメールでしたが、研究室にいる間は携帯を見れないと言っていました。

(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。

彼女の浮気を確信した瞬間

普段は朝と夜メールが返ってきていたのに、そのうちお昼ごろや明け方など規則性なく返信が来るようになりました。

彼女自身は実験の内容が変わったと言い訳をしていましたが、どうにも変なタイミングなので疑念はぬぐえませんでした。

週一程度で電話していたのですが、電話している際もどうも周りに人がいるような気配がするのです。

とはいえ変に問い詰めるほどの証拠はなかったので、特段手は打てませんでした。
ところが、夏休みに合わせて学会で彼女が私の家の近くまで来た際に、一緒に近くの観光地で一泊することになりました。

そのときシャワーを浴びにいった彼女は、普段持っていかない携帯を浴室まで持って行ったのです。
ああこれはクロだと思い、彼女の浮気の証拠集めを思い立ちました。

携帯を持って行ったということは、携帯さえ見ればすぐに浮気がわかると思いましたが、中々そんな機会もなく。
旅行が終わって、また彼女は大学院に帰ることになりました。

彼女の後を追う男の影

遠距離恋愛

彼女を駅まで送って、改札のところで別れました。
私は、なんとなく彼女の背中を見送っていましたが、ふと彼女が登って行ったすぐ後を、見覚えある人が彼女を追いかけるように登っていくのが目につきました。

あれは、いったい誰だったか・・・・。

私は入場券を購入して改札を通り、彼女の登っていったホームにいきます。

しかし彼女も、その人物もいません。
おかしい、と思い、反対のホームを見ると、そこに手を組んでいる彼女とその人物がいました。

おそらく入場券を買いにいったときにホームを降り、反対側のホームに行ったのでしょう。
反対のホームに電車が来るまでは5分ほどあったため、急いで改札を一度出て、一区間分の切符を買い直し、彼女とその人物が乗る電車に乗りました。

その時の私は不思議と冷静で、彼女に浮気されているショックはありませんでした。
もともと男遊びが派手なタイプではないものの、地味な彼女は、ちやほやされると舞い上がってしまうことをよく知っていたからです。

その後の二人はラブホテル直行かと思いましたが、ついたのは高級ホテル。
そのときようやく間男の正体に気づきました。

間男は、彼女が指導していた後輩でした。
さすがに後輩に彼女を寝取られるというのも情けない話です。

後輩は医者の息子だと聞いていましたから、貧乏サラリーマンよりも彼女をいいところに泊めてあげられるということでしょうか。
二人がホテルに入るところを無音カメラで撮影して、その日は引き上げました。

踏み込んだ修羅場

後は単純でした。溜まっていた有休休暇をまとめて取得して、彼女には知らせずに彼女の大学の近くに宿をとりました。
彼女が研究室に行くといってメールを終えた後に、抜き打ちで彼女の家を訪れました。

彼女の部屋の合鍵は持っていませんでしたが、あろうことか鍵を開けっぱなしでコトに及んでいたのです。

うまくいかなければ休暇期間中に何度でも訪れるつもりでしたが、「研究室に行く」メールが来てから例の後輩が彼女のマンションに入っていくまで5分足らずでした。
踏み込んだあとは、パターン通りの修羅場でした。

彼女は「後輩に迫られた」と泣きつきます。
後輩は頭が真っ白になっているようで、黙っていました。

優しく、この間とった腕組み写真を見せてネタはあがってるんだと(このセリフが言いたかった)いうと、今度は開き直りです。
そのあたりで私は面倒くさくなってきたので、あらかじめ持参していた彼女からのプレゼントの入った紙袋を置いてその場を去りました。

浮気後の彼女と間男

彼女の部屋を出ると、私は大学時代の後輩(女の子)に「相談」と称して、彼女の浮気についてあらかたぶちまけました。

こちらは別れる気満々ですが、それは伏せて「どうしていいかわからない」と口走り電話を切る。
これを複数人にやって、ささやかな復讐としました。

あとで聞けば、研究室の指導教官にもその話が知れ渡り(どうやら間男も研究室内で彼女がおり、ダブル浮気だったようです)二人とも大学院を中退したとか。
しかも彼女の方は後輩の子供を妊娠してしまっていたそうです。

その後の行方は知りませんし、知りたいとも思いません。
かくいう私は「復讐」に付き合ってくれた後輩の女の子と仲良くなり、おつきあいさせてもらっています。

タイトルとURLをコピーしました