許せない結婚前の浮気、浮気性な彼女は同級生。

15年ぶりに同窓会で再開した同級生の女性とつきあいを始めてから半年経った頃に
それまで別居していたが、同棲することになった。
同棲は彼女の家、3LDKのマンション。
数年前にマンションを購入、彼女の実父と中学2年生になる娘との同居だった。
僕自身の荷物はほとんど処分してこの家に引越し、結婚を前提に同棲し始めた。
彼女との生活は順風満帆ではなかったが、
仕事から家に帰ると電気がついている家のぬくもりを感じられ
中学2年生の娘や彼女の父親との会話も心を癒してくれていた。
同棲し始めて4ヶ月目、あと1ヶ月に迫った年末年始には家族でソウル旅行を予定していた。
僕はこの旅行で、家族にあらためて彼女と結婚することの報告をしようと思っていた。
(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。

クシャクシャのメモ

ある日の朝のこと、部屋でゴミ箱につまずきごみをばらまいてしまった。
しかたなく、ごみを片付けていると、くちゃくちゃに丸められたかわいらしいデザインのメモ紙が転がっていた。
自分が使うようなメモ紙でもないし、きっと彼女が書いて書き損じたのだろう、
そのままゴミ箱に戻そうと思ったものの、「胸騒ぎ」と「彼女への不信感」がよぎった。
そういえば彼女はここ3週間ほど、帰宅時間が遅い。
彼女も会社勤めでなので22時や23時近くに帰ってくることもあった。
思い起こせばさらにこの2週間のうち、終電ギリギリで帰ってくることもあった。

遅いけど、体大丈夫?
仕事忙しいの?
会社の経理システムの更新が近くて、
システムテストを業務終了後にやっているから
どうしても遅くなるの、ごめんなさい

しばらく前からシステムテストがあるとは聞いていたのでなにも疑ってはいなかった。
目の前の、くしゃくしゃに丸められたメモ紙をおそるおそる開いてみる…そこには短かいがメッセージが書いてあった。
「○○クン、今年のクリスマスイブは一緒には過ごせないけど、他の日に会ってたくさんお話をしようね」
差出人の名前は書いていなかったが、明らかに彼女の文字だった。
この事態が飲み込めずに、この字は娘のものかもしれない、彼女の文字じゃないはずだ。
彼女がいま浮気をするはずがない、浮気をする必要がない!
でも見れば見るほど見慣れている僕の大好きな彼女の字だった。
いま、彼女は朝ごはんの準備でリビングにいる。
娘も中学校に行く準備をしている。
リビングにいって確かめてみるか?
いや、もし本当だったら朝から娘に嫌な思いをさせることになる。
彼女は二回、離婚しており、娘がぼくと彼女との結婚を一番願っているはずだ。
しばらく様子をみることにした。

深まる疑惑

それからも2,3日に1度の割合で帰宅の遅い夜があった。
 
そこで、ぼくは一計を案じた。
以前、近くで行われた花火大会の時に、彼女の会社の数人を家に招いてホームパーティをやったことがある。
そのなかに、たまたま郷里が一緒で、意気投合した同年代の男性Aがいた、僕はAに探りを入れることにした。
ぼくは、Aの会社の近くにたまたま来たこと、
彼女が忙しくて、ひとりでご飯を食べるのがさびしいので、
一緒に一杯ひっかけにいきませんか?とAを誘い出した。
Aはお酒が好きなので二つ返事でやってきた。
少し落ち着いた居酒屋にはいり近況報告や他愛もない郷里の昔話に花を咲かせながら、会社の経理システムの更改の話を聞いてみる。
Aは驚くことを僕に言い始めた「いや~、経理のシステム更改は大変だったよ~」
『だった』ということは過去の話ではないか…
よく話を聞くと、もう2週間前に無事に処理も終わり、
小さな問題はあったがすべて片付いているというのである。
彼女は昨日もシステムテストで遅くなったといっていた。
『嘘』をついている…
しかも彼女の会社での役割はシステム更新のサブリーダーであるが、
テストには一度も付き合ってないというのである。
ではこの3週間の深夜の帰宅はなんなのか?
朝帰りはなかったものの、2時や3時の帰宅はあったはずだ?
手紙のあて先の○○と過ごしているのか?
同じ会社?でなければどこで知り合った?
僕の心の中は穏やかではなかったが、飲みの途中なので顔色を変えないように話をしていた。
そうすると少し気分がよくなったのかAは僕に言った。
「そうそう、お前ら結婚いつすんのよ?早くしないとだめだよ~」
Aはぼくらが付き合ってることは知っているものの、彼女の家で同棲していることや結婚が近いことは知らない。
お互いの親族にしか話をしていないからだ。
Aは続ける、
「今回更新したシステム発注した会社のエンジニアが優しくて、彼女と意気投合してたよ。
 その○○もおれらと同じ出身だってよ!今度みんなで飲みに行くか~!!」
○○…手紙の名前と一緒だ。
そのエンジニアは2ヶ月前から会社に常駐するようになり、
彼女がいるフロアに、ほとんどの時間いるという…
これで全部つながった。
きっと彼女は遅い夜は○○と飲みにいったりデートしていたのだろう。
終電ギリギリや2時3時の帰宅はもしかしてホテルにいっていたのかも知れない。
Aとは世間話をしばらくして、家に急いだ。
ずっと彼女に裏切られていた自分が悔しい。
その日も彼女は3時ぐらいに帰ってきた。
僕が朝起きたときにはまだ寝ていたが無理やり起こして話をした。
 
「今日の夜、外で話がある。○○のことで」といい、
あの日からずっと持っていたくちゃくちゃになったメモ紙を見せた。
彼女の顔色から血が引いていくのがわかった。
そのまま、僕は会社にでかけ、
待ち合わせの店で再び彼女に会った。

行かなかったソウル旅行

彼女はひたすら謝り、許しを乞うたが僕は許さなかった。
彼女の2回の離婚の原因は、2回とも彼女の浮気が原因だということをぼくは知っていたからだ。
これが最後の恋と言ってデートを重ね、彼女の家族との同居も受け入れてぼくは同棲を始めた。
なのに、彼女はぼくと同棲を始めてからすぐに浮気をしたそうだ。
クリスマス・イブは僕と自分の家族で過ごし、
次の日のクリスマスは浮気相手と一夜を過ごす予定だったという。
そこまで聞いて、僕は別れることを伝えた。
その日から二週間、高校や大学時代の友人の家を泊まり歩き、
年の瀬がさしせまった12月30日に急遽みつけた新しい家に落ち着いた。
ほとんどのものは彼女の家にあるが、
年末年始の海外旅行はぼく抜きでいくとのことだったので、
その時に荷物を引き取りにいくということにした。
そして12月31日、
家族旅行でいないことを確認して1BOXのレンタカーでひとり荷物を引き取り、家を出た。
その後、彼女とは連絡をとっていない。
僕は転勤で、彼女と暮らした千葉から遠く離れた場所にいる。
共通の友人とも連絡をとっていないので、お互い何をしているか、ぼくが大阪で何をしているかも知らないだろう。


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