大学時代に、銀座のクラブで少し働いた時期があります。
元々は六本木のキャバクラで働いていた時にスカウトされて移りました。
銀座のクラブでは、ノルマがあり六本木で働いていた時に比べてとても大変でした。
どうして銀座で働き始めたかというと、
それは時給が断然上だったんです。(笑)
(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。
本当はキャバ嬢に戻ろうと思っていた
指名をしてくださっているお客さんとアフターにいくことになりました。
その当時の担当マネージャーもいっしょに行くことに・・・。
アフターでお客さんを見送り、担当マネージャーとミーティングをしてから帰ることになりました。
実はその頃、私はノルマが厳しいため六本木のキャバクラに戻ろうと思っていました。
マネージャーにその旨を話し、悩みを話しているうちに泣きだしてしまいました。
そのときマネージャーは、何も言わずにそっと抱きしめてくれました。
もともと、私がプレッシャーに弱いことを感じていたので、悩んでいたこともわかってくれていたようです。
それからは出勤するたびに、マネージャーは「大丈夫?」と気にかけてくれていました。
しばらくしてから、マネージャーとアフターに行きました。
指名のお客さんの話もしたかったので、個室のある店に。
ミーティング中、マネージャーに「奥さんがいる人ってどう思う?」と聞かれました。
私は当然、お客さんのことだと思っていたので「べつに抵抗ありませんよ!」と答えます。
するとそのマネージャーは、スッと体を寄せてきて「きみのことを支えていきたい」といってくれました。
ちょっと雰囲気の良い洒落たお店の個室で、そんなことを言われた私は、マネージャーに甘えてしまいました。
弱っている時に優しくされて、嬉しかったのです。
クラブのマネージャーは束縛系
その日から、働きにいくはずがマネージャーに会うためにお店に行くようになりました。
そのころから不思議と指名も増えていき、ノルマも達成できると働くこと自体が楽しくなってきました。
そして、しだいにマネージャーは、私の家に帰ってくるようになりました。
奥さんには、もちろん秘密だったはず。
でも毎日のように一緒にいて大丈夫なのかな?と思っていました。
マネージャーと二人でいるときは、まるでお姫様のような扱いでした。
なにをするにも許してくれて、一緒にお風呂に入り、髪の毛を洗ったり、乾かしてくれます。
ちょうどその時、全身脱毛のサロンに通っていた私に、「他の人に体を見られたくないからと行かないで」と言っていました。
マネージャーの軽い束縛が始まりました。
友達と会うのも男友達はもちろんNG。
女友達との旅行もダメと言われるようになってきました。
友達との約束も断りがちになってしまい、だんだん重くなってきて、私も彼との関係をいろいろ考えるようになりました。
マネージャーの家庭を壊すことになるし、私自身もダメになることが目にみえました。
マネージャーに話すとなかなか別れてはくれません。
束縛に嫌気が差した私は、結果的にお店もやめて連絡をとれない状態にすることで別れました。
男性は、戻る場所があると自然に他の女性にもやさしくなれるのかな??
いまでも、彼がなぜあんなにお姫様のように扱ってくれたのか不思議で仕方ありません。