人って誰にでもモテ期があるっていいますよね?
私にとってのモテ期は、都内のオフィスで働いていた23才のとき、しかも誕生日です。
そのころ私には年上の彼氏がいました。彼はレストランの店長をしていて、仕事がとても忙しく週に一回会えれば良い方でした。
彼が遅くまで働いているために普段から電話やメールもあまりなく、彼を応援したい気持ちもありましたが私はどちらかというと少し寂しく感じていました。
(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。
浮気に忙しい23才の誕生日
私の誕生日は12月20日、23才の誕生日は運悪く飲食店がとても忙しい土曜日でした。
彼は店を空けることができず、私の誕生日には一緒に過ごせないとのこと。
しかも12月はクリスマスや忘年会もあるので「年内は会うことも難しい」と言われてしまい落ち込んでいました。
そんな時に私の男友達S君から「20日はまだ予定空いてる?」と連絡があり誕生日の夜にS君と会うことになりました。
偶然とは重なるもので、その後すぐに別のY君からも誕生日に誘われ、Y君とはお昼に会うことにしました。
ちなみに深い意味はなかったのですが、私に彼氏がいることを伝えると食事を断られそうだったので伝えていませんでした。
誕生日当日(付き合っている)彼からは誕生日のお祝いメッセージもなく、少しヤケになって「今日は楽しんでやろう」と思いました。
個室でキスを迫ってきたY君
その日は洋服もメイクもいつもよりもお洒落していきました。
まずY君と銀座で待ち合わせ、高級な和食のお店に連れて行ってもらいました。
料理はとても美味しく、最後のデザートでは誕生日のプレートも用意してくれました。
そして彼からプレゼントとしてブランドの時計をもらいました。
そのお店は個室だったのですが、いきなり彼からキスを迫られて「ずっとお前のこと好きだった。絶対に幸せにするから俺と付き合ってくれ」と言われてしまいました。
私は「まだ自分の気持ちが分からないから時間が欲しい」と告げて一旦お断りしました。
バックハグしてきたS君
次の約束の夜まで、少し時間を潰してS君と待ち合わせしました。
S君は有名なスペイン料理のお店を予約してくれて、こちらでもデザートのプレートと一緒に花束をもらいました。
その後に私の好きなブランドのお店に行って「好きなもの1つ買ってやる」と言ってくれ私は断りましたが彼は聞かず、ネックレスを買ってもらいました。
その帰り道、二人で駅に向かっている時に彼に後ろから抱きつかれて「俺と一緒になって。実はもう2年間も片思いしてたんや」と彼から言われました。
ですが「私はまだ一緒になりたいほどの気持ちになっていないから時間が欲しい」とこちらもお断りしました。
A君とはホテルに
その帰り道、過去に友達以上恋人未満だったA君からもお誘いがありました。
「彼から未だに連絡もないし、誕生日の夜に一人で過ごすのもなぁ」と思いA君と会ってしまいました。
彼と渋谷でおちあいお洒落なお店で何杯か飲んだところでプレゼントを渡してくれて、私たちはホテルに行ってしまいました。
そして誕生日翌日に振り返ってみると、真剣に私に告白をしてくれた二人に対してとても申し訳ない気持ちになりました。
セフレのA君とも、その夜は体が満たされましたが、やっぱり心から満たされるものじゃないと気付きました。
私はその後、「彼に好きだけど付き合っているのに寂しさが限界」と伝えて別れることにしました。
そして今では、全く違う私をすごく大切にしてくれる男の人と結婚し幸せな日々を送っています。