私の不倫が原因で主人との夫婦関係に思ってもいない変化が・・。

その人に出会ったのは、ごくたまに家を空ける主人がちょうど遊びで泊ってくるからと、出かけた夜のことでした。

私は一人で行ったこともない居酒屋で串ものが食べてみたかったこともあり、これをチャンスとばかりに出かけてみたのです。

主人は他人に命令ばかりします。
自分勝手で他人には何を言ってもいいと勘違いしているような人です。

毎日、家政婦のように指図される私にとって、それはストレス以外の何でもありません。
「主人がいない」という解放感に浸っていることが分かったのか、居酒屋で「おひとりさま」を楽しむ私につけいる隙があったのでしょう。

近くの席に座っていた若い男性に声を掛けられました。

(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。

一夜限りの関係?

そのときの会話の内容はもう忘れてしまったけど、私を喜ばせようという彼の優しさが言葉の端々に感じられました。
とうぜん二人の会話も弾み、お酒もすすむのでしだいに気持よく酔っていきました。

そして、彼に誘われるままにホテルへ行ってしまいました。
夜明けまえ、ひと眠りした私は目が覚めると、横に寝ている彼。
会ったばかりの人と・・・、馬鹿な事をしたと後悔しました。

自分自身が怖くなってしまった私は、それから一人で外出することを控え、家にこもりました。
しかし、そんな自制した態度とは裏腹に、一夜かぎりとはいえ、満たされた自分に気付いてしまいます。
またあんなことが起こるといいな、と考えているのです。

彼からの着信履歴

そんな時に見知らぬ電話番号からの着信が携帯に残っていました。
とってもドキドキしました。
アドレスに登録はありませんでしたが、その番号に思い当たる人は彼しかありません。

意を決して私から電話をかけると、
「この間は大丈夫でしたか?」と優しい口調の彼。

ホッとした私は、「良かった」と返すと、彼に「また会えないか」と言われました。

主人は釣りの遠征旅行で、夏のあいだ家を留守がちにします。
私と彼は、この季節を心待ちにしていて、毎年会うようになりました。

主人との夫婦生活に変化が

出会った当時に独身だった彼も、結婚したので私とも頻繁に会えなくなりました。

なるべく先のことは考えないようにしています。
このダブル不倫関係をもう少し続けていきたいと思っています。

でも、いつ別れが来ても平気なように、覚悟を決めているつもりです。
不倫関係も悪くはないのですが、長く同じ人と過ごすのは独占欲が強い私には、すこし苦しいです。

ときどき、彼を困らせてみたくなる時があります。
ダメだと分かっているのでそんなことはしませんが。
奥さんの元へは返したくない衝動に悩まされています。

彼との恋愛関係が私と主人との夫婦生活の良いガス抜きの役割を担っています。

主人の言動には、あいかわらず腹が立つことが多いのは変わりません。
しかし、喧嘩はだいぶ減っていて、何とかやり過ごせているのは、彼との不倫関係のお陰だと思っています。