不倫の解決は民事で!殴る・蹴るは傷害事件として逮捕されます。

生活協同組合の配達員が、配達先の奥さんと不倫関係になった揉め事がニュースで取り上げられています。

福岡県警粕屋署は2日、福岡県粕屋町の男(38)を傷害や器物損壊などの疑いで逮捕し、発表した。
署によると、男は7月26日午後8時ごろ、同町の男性(30)をゴルフ練習場の駐車場に呼び出し、「100万円払うか、ここでお前の携帯電話を壊すか選べ」とすごみ、金づちで男性の携帯電話をたたき壊した上、男性の右足を数回蹴ってけがをさせるなどした疑いがある。男は容疑を認めているという。
男性は生協の配達員で、男の自宅も担当。配達を通じて男の妻と知り合い、不倫関係になったという。
「朝日新聞デジタル」より

頭にきても殴ってはいけない

ニュース的にインパクトがあったのは、不倫していた間男ではなくて、不倫されていた夫が逮捕されている点でしょう。
不倫は不法行為ですので、基本的に悪いことです。でも不倫をしていたからといって警察に逮捕されるかというと、そうではありません。あくまでも「民事で争って解決しなさい」というのが法の精神です。
ただ、不倫をされた挙句、妻にバカにされ、間男にも不遜な態度をとられ、どんなに頭にきても暴力という形で復讐した途端に分が悪くなってしまいます。たとえ一発殴っただけでも警察に逮捕されかねないのです。
【参考】旦那の浮気相手への復讐、やっていいこと・悪いこと。
傷害は刑事事件として扱われます。しかし、この場合、刑事事件と民事事件は別のものですね。
殴ったことで刑事事件として罰を受けたとしても、不倫の民事事件が帳消しになるわけではありません、不倫に関しては存分に争うことができます。
【参考】刑事事件と民事事件の違い

生協の配達員と不倫関係になる?

いろんな不倫のパターンが存在します。
家に配達に来てくれた人と不倫関係になったりするのでしょうか?
でも男女の出会うところに恋があるのですね。

  • 学校の先生と保護者
  • 自動車教習所の教官と練習中の奥さん
  • パート先の社員と奥さん

会社の上司・部下・同僚などは不倫の鉄板パターンと言えます。
 
一方で出会いはソコソコあるのに恋愛に発展しない人がいるのも不思議です。