妻の不倫相手はイケメンITベンチャー社長

私は、離婚歴のある43歳のサラリーマンです。
妻に2年前に浮気をされたことがきっかけで離婚しました。
私は大手商社の経理部に勤務していて、妻は新聞社の経済部で記者をしていました。
10年前に結婚したとき、妻とは子供が欲しいねと話していて、子作りも頑張ったのですが、とうとう懐妊することができず、不妊治療も検討したのですが、体に負担がかかるの不妊治療は嫌だという結論に至って、子作りを断念することにしました。子作りを諦めたのは3年前のことです。
それ以来、お互い仕事で頑張り、趣味や遊びといったことにも時間を作って自由を満喫しようと話していました。
(注)この記事は当サイトにお寄せいただいた体験談を一部編集してご紹介しています。

妻との日常生活

もともと私は経理部の人間ですので、決算の時期以外は早めに帰宅できます。
そして、妻は新聞記者ですので取材を終えて朝刊の原稿を書いてから帰宅しますので、だいたい毎日帰宅時間は早くても午前2時や3時になっています。
ですから、たいてい夕食を作るのは私の担当で、私が眠っている時間に妻がこっそりと静かに帰宅してくるという日常生活でした。
ところが、2年くらい前から、妻の帰宅時間が朝の6時とか7時になってきました。
いつもは新聞社からタクシーを使って都内の自宅マンションに帰宅してくるのに、その頃は地下鉄に乗って帰ってくるようになったのです。
私は妻に「最近は帰りの時間が遅くなったね」と尋ねたのですが、妻からは同僚たちとお酒を飲んでストレスを解消してるので朝帰りになってしまうと答えがかえってきました。
たしかに新聞社の記者は、毎日のように特ダネを求められますし、ニュースソースとなる人物からそう簡単には毎日情報を得られるわけではありません。どうしても企業側のニュースリリースをもとに記事にすることが多くなってしまいます。
また、大企業のトップ人事を他社にすっぱ抜かれたときは妻は上司からボコボコに叩かれますので、ストレスも溜まるだろうと思い、私は仕方なく妻の朝帰りを容認することにしたのです。
それからは、私が朝起きる時間帯に、妻が疲れた顔をしてお酒を飲んで帰宅する日常となったのでした。完全にすれ違いです。

妻の変化

ところが、それから6か月くらい経過した頃から、朝機嫌よさそうな表情で帰宅してくるようになりました。
さらに、休日に夕食を一緒にしたあと妻から「寝室を別々にしたい」と言ってきました。
理由は、仕事ですれ違いが続いているし、子作りも諦めたからベッドを別々にして睡眠を妨げられずにとりたいとのことでした。
私は、いまでもすれ違いなのだから安眠できるのではないかと答えたのですが、ダメだと強弁して、ついに別々になってしまいました。
その頃からです。妻の浮気を疑い始めたのは。
インターネットの掲示板やブログなどを読んでも、妻が夫との行為を避けるようになったり、寝室を別々にしたいと言い出したら他に好きな男がいる証拠だと書いてあります。
私は、仮に妻が浮気をしていた場合、どう対応するかを考えました。慰謝料をとって離婚するか、あるいは浮気相手と別れさせて結婚生活を継続させるかのどちらかです。

妻の不倫相手

結論が出ないまま、とりあえず不倫調査に強そうな探偵社をインターネットで検索し、無料相談をしてみました。すると、意外と調査費用が高そうなので、3週間で6回の調査をしてもらうことにしました。
正式に契約書を交わして、不倫調査を依頼してから6週間後に調査報告をもらいました。
妻は浮気をしていました。
浮気相手は、取材相手のITベンチャー企業の社長でした。イケメンの金持ちです。
浮気相手は独身ですから、浮気相手の自宅マンションで浮気をしていたのです。証拠写真は何枚も撮られていました。
私は離婚すべきか否か考えました。子供ができないので、このまま結婚生活を継続しても、何も良いことはありません。
生活はすれ違いのままです。私は離婚することを決意しました。そして、妻と落ち着いて話し合いができる日曜日の午後を選び、自宅のリビングで話し合いの場を持ちました。

離婚についての話し合い

私は正直に話しました。浮気していると思ったので、探偵社を使って調査をして、証拠写真もあるということ。そして、浮気相手はITベンチャー企業の若手社長であることも。妻は写真を手にもってじっと見ていましたが、観念して浮気を認めました。
私はその場で離婚を切り出し、妻もその場で離婚に同意しました。子供がいない夫婦の絆なんて、こんなものだと思いました。
この話し合いから2か月後には都内の区役所に離婚届を提出し、正式に離婚しました。
妻からは少額ですが慰謝料を受け取りました。浮気相手からも、慰謝料を取ろうと思えば取れましたが、名前の知られた人物でしたので止めておきました。
いまは気持ちが清々しています。

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